たとえば電車でお年寄りに席を譲った若者は褒められても、はじめから座ることを遠慮して立っていた若者は褒められたりしないん たとえばトラブルを回避し続けるより、起きたトラブルを処理したほうが腕が良さそうに見えるん こうして気が利きすぎる人は、普通に気が利く人に手柄を横取りされているん
— アミエッタ (@kirietta) 2017年8月3日
前職場が正にコレだった。
— 凸っち (@Decors_w) 2017年8月3日
担当プロジェクトでトラブルも遅延も無く、定例報告も特記事項なしだった僕は『やる気が無い。惰性で仕事をしてる』と評され、定例でトラブルや遅延報告ばかりだった同僚は『努力や工夫が見られる』と評されてた。 https://t.co/5FMS2WCVFf
ケースバイケースではあるし、すべてがすべてこのような状況とは限らないけど。当方自身も経験があり地団駄を踏んだことも多々あるし、似たような話も多分に聞いているので、同じような経験をしたり聞いたことがある人は結構いるのだろうなあ、というお話。
ハプニングとかアクシデントが生じたとき、それを適切に対処すれば当然評価される。それはそれでよい話ではあるのだけど、そのようなトラブルが生じないように日々精査検証対応をしている行動は、得てして評価されないどころか、見てももらえない。ドラえもんでジャイアンが時々良いことをすると超評価されるとかいうのと同じだし、あるいは状況維持のために日夜作業をしているインフラ周り全般がすべて、この話の評価されない方に当てはまる気がする。
そいや、「いつもヒマそうに定時に帰ってる社内SEをクビにしたら、パソコンやシステム、サーバでトラブル起きまくって生産性ガタ落ちした」なんて話も聞いたな。
— へつ (@tks256) 2017年8月5日
信頼獲得のために「普段自分が何やってるか」の発信や、何かあったときのためにノウハウ化すること自体は大事よね。 https://t.co/lZFZxtPoCM
評価を得るためにアピールをするのも大事...というか世渡りの上では必要なのだろう。けれどそれが出来なければ評価されないとか、その行動のためにリソースを浪費してしまうのも、なんか理不尽な気がする。そういうノウハウを持つ人がサポートしてくれるってのが良いのだろうな。適材適所というか、研究者に営業をさせるのはいかがなものか、的な。
中国の故事にも同じのがある。
— kt60@固定ツイート拡散もお願いします (@kt60_60) 2017年8月4日
名医「私の兄も医師ですが、名医として名高いのは私です。しかし、一番劣っているのも私です」
王「???」
名医「長男は、患者が病気になる前からその原因を取り除きます。次男は、病のかかりたてで治します。そして私は、手遅れの一歩手前で治すからです」 https://t.co/74AIUOLikM
扁鵲三兄弟のお話ですね>>名医 https://t.co/Q9HJxPhPvN
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月5日
「長兄が治療するのは、症状が生じる前で、この時病人は自分に病が有るとは感じず、それなのに長兄は投薬して病根を完全に除いてしまうので、彼の医術は人々から認められず」
こちらも 名医というもの https://t.co/1NvgFmBptM 「長兄は病気が起こる前に予防してしまうので、名前は家内でとどまり、中兄は病気の根本を治すので有名さも一地域でおさまり、末弟の「名医」は色々の技術を駆使して病気を治療するのでその名前は国中に響き渡る」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月5日
似たような話は中国の故事にもあるとのことで、この類の話は昔も今も変わらないのかなあと思ったりする。見方を変えれば古今東西を問わず、このような問題を解決することで、色々な浪費とか機会を逃す残念な事態とか、才能がうずもれてしまうってことが解消されることもあるのかなとも考えたりする次第。
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