「ギガが減る」という言い回し自体が凄く面白いんだけど、さらに観察してみると、たとえば通信制限まで残り2GBの場合に「2ギガしか残ってない」ではなくて「2しかギガ残ってない」みたいな言い回しも非常に多いのが興味深い。
— まつり (@eloah_va_daath) 2017年8月9日
USBという単語が規格ではなく、USBメモリを指すのと同じ違和感
— ディスケロ (@dididi_disKlo) 2017年8月10日
マリオなのに1機、2機と数えてたりね
言葉の言い回しが日本語の文法としていささか問題があるようで、検索エンジンでも上手く拾ってくれないらしく、「2しかギガ残っていない」的な使われ方の具体例が見いだせなかったけど、確かに少し前にこの類の話は話題に登っていて、ちょいと物議をかもした記憶はある。指摘されている通り、使われていくうちに、より身近な意味合いに指し示すものが変わっていった、言葉の変化が生じたような感じ。「5000も兆円ほしい」というとまだ違和感あるけど、そう遠くないうちにそれがごく当たり前のように使われるようになるかも、と考えるとちょっと面白い。要は単位表記がそのまま固有の存在として扱われるようになった、と読めばよいのかな。
このツイートが妙にRTされた結果、「HPやMPみたいな用法になってる」という意見を目にして凄く納得した。確かにMPと同じ言い回しだわ。「20MPしか残ってない」とか「MPが20ポイントしか無い」とか言わないもんなー。 https://t.co/tQTDtVbEg1
— まつり (@eloah_va_daath) 2017年8月9日
いやむしろ指摘されている通り、ロールプレイングゲームでのHP(ヒットポイント)とかMP(マジックポイント)みたいな扱いなのだろう。HPが20しかないよとはよくいうよね。
「課金して、ギガという仮想通貨もしくはポイントを買う」といった感覚なのかしらん( 'ω')
— 葛葉(レオポン㌠のフレンズ) (@Cuznoha) 2017年8月10日
あるいはこの通り、ポイントや通貨扱いされているのかもしれない。万札2枚しかないよ、とか500円玉5枚だけかな、的な。いずれにせよ、興味深い現象には違いない。
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