I/Oの付録、ソノシート! カセットに吹き込むやつですね。なんのことやらさっぱりわかりませんが... ※非売品です #ガジェットフリマ pic.twitter.com/XXqYsCfI9J
— ACCN @EngadgetJP (@ACCN) 2017年8月12日
かつてのマイコン少年感涙のアイテムw>RT
— KGN (@KGN_works) 2017年8月12日
ソノシート=ものすごくお安い作りのレコード。
かつてはカセットテープ(磁気テープ、音声用)をパソコンの記録媒体として使用していたため、『レコードの音をカセットテープにコピーすればそれがそのまま使える』という性質があったんですね。
当方も資料としての古本を探しにあちこちの古本屋を歩き回った時に目に留めたことがある、謎のアイテム。薄っぺらい円型のコースターというか、ウエハースのような代物で、雑誌にとじ込み付録の形で入っていた。
で、これは何かというと説明の通り、おチープなレコード。中にはプログラムの音が入っていて、それを再生してカセットテープに録音し、そのテープをパソコンのプログラム読み込み用として使うことで、プログラムを雑誌の付録として提供できるよ、という仕組み。
犯罪のトリックとかで目にしたことがあるかもしれないけど、電話のプッシュホンの音の違いを使い、その音を録音しておくことで、再生しただけで同じ番号にかけられるって仕組みがあるけど、原理としてはそれと同じ。
記録によるとこのソノシート、熱に弱いのでちょっとした暑さでふにゃふにゃになって使い物にならなくなるとかいう話もあった。今では考えられないようなデータの提供の仕方だし、気温でダメになるとか何だか異次元のお話のような。
このレコード→カセットテープ、カセットテープ→カセットテープ等のコピー作業をダビングと称しておりましたが、『音声メディアに記録されてたプログラムは、音声用機器を使ってダビング出来た』のが大きかったですね。
— KGN (@KGN_works) 2017年8月12日
ちなみにTVの副音声でプログラムを流すと言う方法も用いられました。
説明されている通り、昔はテレビの副音声でプログラム用の音を流して録音させて、それを再生させることでプログラムが使えるようにするという、テレビによるプログラム提供なんてこともあったらしい。この辺りの話もしっかりと記録しておかないと、下手すりゃあと10年ぐらいで色々と間違った話になって伝わってしまいかねないんだろうな。
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