震災時に電気の復旧が(水道ガスに比べて)早いのは地上に出てるせいだと聞くのだが、美観のための無電柱化というのはそのへんをどう考えてるんだろうか
— 柞刈湯葉(イスカリユバ) (@yubais) 2017年8月25日
行政の偉い人が「電信柱は醜い」的な発言をして、報道はほぼおダンマリで、やはり非対称性ってのはあるのだなあという認識を新たにしながら。こういう話はちらほらと見聞きはしていた。地面に埋まっている下水道管などの工事はよく見かけるけど、それと比べると電気の工事は電信柱絡みならば目に見えるところにあるので、容易そうではある。説得力のある説明には違いない。
電力、復旧力維持への不安-九州地震から考える https://t.co/aGLeczRlra 「東北・東京の両電力の復旧力の高さに加え、電線が地上に露出しているために他のインフラより整備がしやすいという点もあるのだろう」https://t.co/iONNRwpWUZ pic.twitter.com/qjW5P9kOpr
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月25日
第3回 ライフラインの地震被害と対策を考える https://t.co/ZPUuWvoAoS 「ライフラインの種類によって、被害や復旧の様子が大きく異なります」。電信柱による送電線は、江戸時代の長屋と同じ考え方かな。壊れやすいけど復旧もしやすい。 pic.twitter.com/DhJ9n25TCb
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月25日
共同溝だとガス漏れがあった場合に他のインフラが入れないからガス復旧優先になると聞きました。中の人じゃないので詳しい人がいらっしゃればいいのですが。
— haha1gou (今シーズン終了) (@tyatora1gou) 2017年8月25日
ただ今後は太陽光発電周りの問題や、小売りの自由化に伴う相互補完関係・連携が難しくなったり、さらに送発電の分離によって大手以外ではイレギュラー事態への対応が困難になるとの指摘も多い。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月25日
今日のネットのように、インフラの類は断絶しないこと、しても可及的速やかに復旧することが肝要であり、それが前提であればこそ日頃から安心して使える以上、価格云々ってのは二の次なのですよね、本来は。自由化や送発電分離はそれに逆行しているのです。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月25日
首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告)(中央防災会議 首都直下地震対策検討ワーキンググループ) https://t.co/cyK2Ai7J3n あたりも参考。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月25日
ただこれって、当方のような素人の考えであり、本当はまったく意味がない、単なる俗説でしかないのかもしれない。そこで色々と調べてみたのだけど、現実問題として電気の復旧がガスや水道と比べれば迅速になされるってことはデータ的にも震災時の体験談でも多数確認できたけど、それが「地上に存在している電信柱という仕組みによるものだから」との言及は、公的な、あるいは関係筋の専門家によるものとしては見つけることができなかったんだよね。
もう少し深く掘り進めるか、あるいはその筋の専門家に問い合わせをする必要があるのかもしれない。そもそも電信柱ができたのも、破損した時に復旧しやすいようにってことなのかどうかも分からないし......。まぁ、地中化と比べると災害時にダメージを受けやすいのは事実だけど、復旧しやすいのも事実。メリットとデメリットをつき合わせると、個人的には電信柱は有益と判断して良いのではないかな、と思うのだけど。
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