「景気に左右されない安定した税収」っていう考えかたは狂ってるよね。景気がよくなれば税収が増え、悪くなれば税収が減るのが当たり前でしょう。国民の「生活」を考えないからそういう発想が出てくる。税収を増やしたければ、景気をよくして雇用を増やす政策を実行すればいいわけですよね
— 菊池誠(9/13ベアーズ、16伊賀上野) (@kikumaco) 2017年8月28日
「景気に左右されない安定した税収」。見方を変えれば「景気を良くすることを考えなくてもいいじゃん(財務省)」なのですよね。https://t.co/vnSUmTfqH1
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月28日
以前似たような話をした記憶もあるのだけど。消費税を肯定する理由の一つとして、「景気に左右されない安定した税収を確保するため」というのがある。人間は景気が悪くても消費活動をする必要があるから、その流れに税金をかければ、税収は安定するじゃないか、というもの。これって考えてみれば呼吸税とか窓枠税とか人頭税みたいなものだけど。
で、これって見方を変えると、景気をよくする動機付けが無くなるので、方向性としては税率を上げるだけになるんだよね。宿題してもしなくても怒られないしおやつも抜きにならないし成績の評価も変わらない。ならば宿題をやる人がどれだけいるのか。
財務省は元々お金の勘案、予算設定部分の調整、つまりは電卓みたいな役割を果たしているはず。にも関わらず、景況感に関わる部分に多分に影響力を持ち、さらには景気を良くする方向への動機づけすら穴に埋めてしまおうとしている。
いわゆる年貢システムでつねw
— ろそん だ もぇづ㌠ (@0k4yut4) 2017年8月28日
定免法 https://t.co/BGxrQGeGmS 「江戸時代における年貢徴収法のひとつ」「過去5年間、10年間または20年間の収穫高の平均から年貢率を決めるもので、豊凶に関わらず数年間は一定の年貢高を納め」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月28日
~むかし~
— 野中秀哲@K-2SO(ローグワン) (@hideakinonaka) 2017年8月28日
農民「凶作で年貢が納められません...」
お上「よっしゃ年貢負けたる、備蓄したコメも放出する。来年頑張れよ」
~いま~
国民「収入減って生活苦しい...」
財務省「は?消費税は安定財源、びた一文まからん。あと再来年増税なんで頑張れよ」#消費税
という指摘があるので調べてみたら、江戸時代の年貢には「年毎に収穫量を見てその量を決める」検見法というのがあったけど税収が安定しなかったので、指摘されている定免法が採用された、と。その内容はと言えば一定年数の(同一面積における)平均値を元に年貢の量を決めて、毎年同じ量を収めるようにした、と。ただし「余りにも凶作のときは「破免」(年貢の大幅減)が認められる」などともある。「消費税は年貢よりひどい」と表現すれば理解しやすいだろうか。仕組み的に。
(´・ω・`)ミクロに見たら、自身の収入が減少したら、まずそれが不安になるから消費抑制になるって部分が見えてないのです。(ヽ´ω`)安心の妖精理論はそこが破綻して、実例もあるのに未だにそれにしがみついてます。(ヽ´ω`)欧州債務危機の増税でも、日本の消費税の2014の増税でも同じ
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2017年8月28日
収入が増えることが担保されてなけりゃ消費なんて増えないよね(´・ω・`) RT @Fuwarin 「財源が安定すれば安心して消費が増える」の間違いは、個人商品の安心感は「自分のお金の額面」で決まるという原則をよじ曲げている点にあります。
— いわん (@Ivan_Whisky) 2017年8月28日
(´・ω・`)緊縮増税派は自分の家計の倫理で、マクロ経済を無視した話をします。(ヽ´ω`)で、大損害が発生しても毎回毎回、ほとぼりが覚めたらまた同じことをやろうとします。質素倹約をやりたくと仕方ない方々なため、経済的合理性を無視しやすいのです。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2017年8月28日
「消費税で財源が安定すれば安心して消費が増える」の間違いは、個人商品の安心感は「自分のお金の額面」で決まるという原則をよじ曲げている点にあるのだよね。「財源安定」→「個人に渡るお金が増える」→「消費増加」との思惑でしょうが、現実にはその「財源安定」のための施策(消費税の導入、増税)で個人のお金は減る。個人のお金が減れば、当然消費性向は減退する。
税金が増えて、可処分所得が減って、安心だから消費を増やそうという話は、とんと聞いたことが無いのだけど。それって個人ベースの話だよね。貯金が数億円ある、どんどん積み立てを増やしていって安心が増えるから、残った部分は心配なく消費できるよ、的な。
例のこども保険云々もその辺りがインチキな仕組みで、子供の安心のためにというのだったら保険という名前のついた税金では無く、本当に個人ベースでの保険なり積立への優遇措置をとれば良いまでの話。あるいは子供への遺産相続の優遇措置、だよね。
コメントする