セブン-イレブンが定期雑誌購読の仕組み「雑誌お取り置きサービス」を開始

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今回開始するサービスは、「身近な店舗で定期的・継続的に雑誌を購入するニーズ」にお応えすべく、店頭のタブレット端末やインターネットでご注文いただき、継続的に指定された店舗に商品を納品、受け取れるようにしたものです。商品については、セブン‐イレブンのネットワークを活用することで、2,000アイテム以上の定期刊行誌からお選びいただくことができ、発売日にお受け取りいただくことを可能としています。

週刊誌などの定期発刊雑誌は好きな作品が載っていたりすると、毎号調達したくなるもの。最近では電子雑誌版の展開をするところも増えているので、自分のスマホやキンドルなどに落とし込んで読むというスマートなスタイルもありだけど、紙媒体で読みたいと考えている人も多い。でも駅の売店で必ず買えるとは限らないし、鉄道を使っていない人は売店を使えず、本屋も近所に無いし、コンビニでも雑誌をあまり置かなくなったし......という状況に対応するため、というか需要を掘り起こす意味合いも合わせ、創設された仕組み。

要は雑誌を買う人は大抵は定期的に買うのだから、定期的に自店舗に足を運んでもらって買って下さいな、ブツは用意するので、ということ。この本屋ならいつもはこの雑誌を置いていたのに、発売日に行っても置いてなかった、売り切れてたという悲劇はもう起きないわけだ。

雑誌社側にしてみれば確実な紙媒体の顧客を確保できるし、コンビニ側も固定売上と来客者を獲得できる。交通機関駅のそばにあるセブン-イレブンは特に需要が望めるのではないかな。その分、通常の雑誌の棚は縮小する可能性はあるけど。

また、このサービスが普及すると、ますます個人営業の本屋さんはツラくなるだろうなあ、と。雑誌の売上って結構ウェイト大きいからねえ。

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このページは、不破雷蔵が2017年9月14日 06:36に書いた記事です。

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