消費税10%超求める声も=財政健全化へ注文―経済界(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/xsOXQWeObX @YahooNewsTopics 物品税も間接税なので、消費税で無いと直間比率云々との話も吹き飛ばせるよね、的な。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年9月28日
以前も言及したけど報道記事で「も」が出たら、それは少数意見であり、かつ記事提供側が猛烈にプッシュしたい内容なので、その部分は切り抜いて読み進めて問題ないという話の具体的な事例。同時に、先日触れた「情報のアップデートができない高齢者が社会の足を引っ張る」の好例が今の経団連などのような経済界の重鎮と呼ばれる人の声だったりする。
また10%への引き上げの際に「一般消費が冷え込む、痛手を受けるので軽減税率を」との話もありますが、これを導入してしまうと、単なる一般税と変わらなくなってしまいます。さらに軽減税率の話が出てくる時点で、「消費税の引き上げで財政が安定するから消費は拡大する」という大義名分との矛盾が出てしまいます。
その上、かつて消費税導入と共に物品税や通行税等が廃止されましたが、対象品目の高級贅沢品の需要が大幅に伸び、それが継続しているとの話は聞きません。ここは消費財への実質ウェイトが大きい消費税そのものを廃止し、かつての物品税などを復活させるべきでしょう。
ちなみに直間比率云々との話もありますが、物品税もまた間接税です。
という感じで400文字の制限内に色々詰めたけど、まだまだ書き足りなかったりする。基礎的財政収支の黒字化とか財政健全化云々のような、国のお金の勘定を家計のお財布事情と同じように勘案すると生じる、概念レベルでの間違いを、経済界の重鎮がドヤ顔して推し進めているのでは、こりゃ経済の活況化は難しいし、このような人たちが経済の、社会の足に重しをつけているのだなということが改めて分かる次第。
【提言】消費税の廃止と物品税や通行税等の復活。1年の猶予期間を置く。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年9月19日
【理由】「広く浅く」の消費税の意義が現状で既に失われ、10%化・軽減税率の導入では消費税の存在意義そのものが無くなる。単なる一般税と変わらない。(→)
【利点】消費財の実質値下げで経済弱者の救済(食品等の消費比率が大きい高齢者は特に)。消費の活性化。猶予期間中は物品税対象品目の駆け込み需要、それ以降は消費財の需要活性化。物品税や通行税等の高級贅沢品は実の所「価格そのものもステータス」となるので需要影響はさほど受けない。(→)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年9月19日
(→)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年9月19日
(消費税導入と共に物品税や通行税等の廃止により、対象品目の高級贅沢品の需要が大幅に伸び、それが継続しているとの話は聞かない)
消費税に関しては何度か触れたけど、先日もこんな感じでざっくりとまとめている。薄く広くの大義名分はすでに吹き飛んでいるし、軽減税率を導入した時点で消費税の意義はゼロになる。一般税と同じ。ならばいっそのこと廃止して、物品税や通行税などを元に戻した方がいいんじゃないかというもの。
消費税は逆進性が強いので税率を上げればあげるほど一般消費者、低所得者の方が負担が大きくなる。直間比率云々という話もあるけど、物品税なども間接税であり、何の問題もない。税制の廃止など不可能だとの話もあるけど、ならば物品税などはどうして廃止にできたのだろうとか。物品税対象品目の需要が減退するとの話もあるけど、逆に物品税が無くなった時に対象品目が爆売れして、それがその後も継続しているとの話は特にない。高額商品はその価格そのものがステータスとなるので、価格自身が付加価値を見出すってのも以前説明した通り。海外が云々ってのも理由にならない。ならば主要言語を英語にして、主通貨を米ドルにする?
経済方面の専門家がこの辺りの話をしたことはほとんど無いのが不思議でならない。
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