要は名目の支出を比例的に増やしていけばいい。価格が上がると産出も増えて税収も上がるんです。何も問題はない。逆に言えば来年も再来年も価格が上がらないという予想ができてしまうと雇用も投資も生産も増えません。名目値を比例的に増やしていくことが大事なんです。政治家はほとんど理解してません
— グレッグ (@glegory) 2017年9月11日
今は金利が歴史的に低い。日銀が頑張っているからですが、そこまで安くしたら、投資が増えてくる。実際、日本もわずかながら増えています。しかし、まだ十分ではない。産出が十分に増えるまで金利を落とすには実質金利を下げないといけません、つまり予想インフレ率を上げるのです。まだ足りません。
— グレッグ (@glegory) 2017年9月11日
経済で難しいのは名目と実質があること。名目は財政出動と金融緩和で成長します。実質は就業者が増えるか投資が増えるか技術が上がらないと増えません。ですが、名目が増える予想があると実質も順調に増えていく。ただ労働者がすべて就業してる場合と失業者があふれている場合でも違うので難しい箇所。
— グレッグ (@glegory) 2017年9月11日
今の日本は金融緩和が効いて雇用が増えています。ですから実質成長はしています。ですが名目が上がってきません。まだ、労働市場に仕事を得ていない就労意欲のある方がいらっしゃるからです。これが尽きたら一気に名目も上がるでしょう。ですから金融緩和と財政出動の手を緩めてはいけないのです。
— グレッグ (@glegory) 2017年9月11日
野党はアベノミクスは何も効いていないと言いますが、そんなことはありません。名目値が上がりみなさんの給料があがる前段階までは確実に歩を進めております。足踏みしているのは識者のご指摘通り消費税なのです。国民の生活への満足度をもっと上げるためには財政出動をし消費税増税を止めるべきです。
— グレッグ (@glegory) 2017年9月11日
本家サイトで名目・実質GDPやデフレーター周りの話があったので、合わせてという形で覚え書き。政府の支出は投資のような観点もあるので、増えれば増えるほどリターン、つまり税収も増える。要はその効率、投資効果、経済活性化へのテコ入れの度合いが問題。財政政策をしてインフレ化が進み、債券周りのウェイトが減ると困る人もいるので、その関係者は「財政政策など意味はない」とまで断じているのも目に留まるけど。要は輸血と点滴だからねえ。
①「アベノミクスはまだ足りない」について何度も解説してたつもりだったけど浸透していなので、再度説明を。アベノミクスってそもそもの構造はわかりやすく言えば「お札刷る→国内にお札が大量に流れ込む→お金使う量増えて経済大回転→将来への投資で先行き明るく→好景気」の構図を目指してた。(続 https://t.co/FJ9LGMsx4u
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
②「お札刷る→国内にお札が大量に流れ込む=第一の矢(金融緩和)」「お金使う量増えて経済大回転=第二の矢(財政出動)」「将来への投資で先行き明るく=第三の矢(成長戦略)」って感じ。現在実行されているアベノミクスは第一の矢(金融緩和)のみで、それ以降が現状あまり機能してない。(続
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
③特に問題なのは「国内にお札が大量に流れ込む」の部分がまともに機能していない事。国内がデフレ基調で需要が無いから、本来ならば第一の矢(金融緩和)の流れを受けた第二の矢(財政出動)の力で刷ったお札を強制的に国内に貫流させる...でも第二の矢は飛んでない。例の貸出残高グラフもその証拠(続 https://t.co/pqyJHLkNcb
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
④当たり前だけど、国内需要が無い&バブル崩壊の教訓で銀行が貸したい様な企業は銀行に金借りたらいざというとき貸し剥がされて死ぬと思ってる(だから内部留保が積み上がる)ので、第一の矢で刷ったお札の貸先に困った銀行は海外に貸し付ける→異次元の金融緩和なのにインフレにならないorz(続
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
⑤例えるなら、蛇口全開(異次元の金融緩和)で水出しているのに、バケツ(国内)に穴開いてる状態なので、水は穴から流れてしまい(海外への融資)、結果としてバケツ(国内)に水が貯まらず(国内融資増えず十分な資金が回らない)、バケツの水位は上がらない(インフレにならない)って構図。(続
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
⑥デフレだったんだから、資金需要が低迷するのは当たり前。そのトレンドを反転させる為には、政府の積極財政含めた施策が必要...だったのに、金融緩和で円安になって株上がったら世間では政策全うしたような全肯定か全否定論ばかり。成功とか失敗とかの前に、アベノミクスはまだ始まってすらいない(続
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
⑦銀行に対して国内向けに資金貸し出させる簡単な手段がある。信用保証協会の100%保証を復活させて、条件も緩和する事。この辺の策に関しては以前にTWしてるので詳細は割愛するが、2兆の予算で国内に40兆の資金を循環させられる。コストも大して係らないし、海外に資金が流出する事も無い(続
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
⑧第三の矢=成長戦略は、国内で資金が回り始めたらそれに乗じてさらに成長分野への融資上限緩和と研究投資&教育分野への減税等を組み合わせる事になる...けど、現状ではむしろこの辺に関しては政府予算削減という本末転倒な展開。財政出動不十分で成長戦略もない、第二、第三の矢はどこへ行った?(続
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
⑨本来3つの戦略が揃って始めてアベノミスク完成なのに、まだ1/3の段階。しかも戦略と真っ向対立する『消費税増税』なんて馬鹿な話もある。アベノミクス失敗?とんでもない。始まってもいないのに失敗するかいな。失敗じゃ無い、まだ全然足りないのよ。現政権は温すぎる、もっと攻めるべき。(終
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月11日
国の通貨の量には限りが有るって勘違いから来る錯誤。金融緩和して国債刷って金を若者『にも』バラ撒きゃいいだけの話 https://t.co/WT6PdbyUPH
— 各務原 夕@デスクトップ故障中 (@nekoguruma) 2017年9月11日
考え方はむしろ逆で、ほんのさわりでもここまで効果が出ているのだから、さらにしっかりとやれば劇的な経済の回復が見込める、それだけのポテンシャルはある。にも関わらずこれまで成されてこなかったのは、政治界隈の経済観念があまりにもアレだったからに過ぎない。欧米共に似たようなことをすでにやっているのに、なぜ日本ではそれをやるのがはばかられるのか。不思議だよな、と。
民間銀行が本来の仕事をしないのなら、公的機関でやるしかないよね。ということで財政投融資をはじめ、地域振興券の積極的な補助とか、色々やれることはあるかと。通貨流通量を増やせばインフレが起き、資産保有者の相対的資産価値が下がるので「過剰貯蓄者とその他の人との格差是正」とか「過剰貯蓄者の資産吐き出し」が起きる。あと円安も(相対的な価値の変化だからね)。悪い事はどこにもない気がする。
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