この手のって定期的に出てくるけど無くならないのは、媒体も出し手もユーザ層も都度入れ替わってるからってのは有るかなと最近思います。 - 社員インスタグラマーによる青汁のステマが判明 企業がサイトを閉鎖し謝罪- Yahoo!ニュース https://t.co/MCKqrPPFbt
— Takashi kawai (@yrik) 2017年8月31日
ステルスマーケティング(ステマ)とは第三者のふりをして関係者が太鼓持ちの評価をすること。第三者による正直な感想はバイアスがかからないので参考になりやすいと注目を集めることに目をつけたもの。高い評価を受けているので良い商品かな、とチェックしてみたら、実は関係者でしたとか、企業からお金をもらってヨイショするように指示されていた記事でした、とか。
この類の行為は誠意の観点でアウトなだけでなく、倫理的、さらにはコメントシステムそのものの信ぴょう性を損なうということで、営業妨害にもなりかねない。そしてステマの類は指摘の通り、媒体が新しく生まれるたびに登場するし、同じ媒体でも何度となく繰り返されることもある。仕組みの上で規制をかけても、それをすり抜けてくる。
blog→Twitter→インスタって連綿とステマ問題って続いてきてる(それ以前からも。)んですけど、結局その時その時ちゃんと対策とかルール作りとか啓発は行われるんですけど次の媒体に遷った瞬間にプレイヤー総入れ替えみたいになってノウハウ途絶えたりしてる気がするんですよね。
— Takashi kawai (@yrik) 2017年8月31日
ここでいうプレイヤーってのは媒体運用側もそうだし、お客さん側もそう。入れ替わっちゃってるから前の世代の問題が伝承しきれてない。
— Takashi kawai (@yrik) 2017年8月31日
どうやって形が変わっても有用なノウハウを定型化して、伝承していくかなーってところになるわけなんですけどまあ難しいよね...それ簡単にできたらこうはなってないわけで。
— Takashi kawai (@yrik) 2017年8月31日
ネット・モバイルと未成年と諸処の問題とか、迷惑メール的な問題とかも正直なところ全部ガラケーの頃にいっぺん通ってる所じゃないですか。結局様態が変わって同じ事が起こってるわけで。
— Takashi kawai (@yrik) 2017年8月31日
ルールは作られる、自主規制は設けられる、けれど同じ事が繰り返される。これってやはり運用側が別のところになってしまうし、使っている人もシャッフルされたり別の世代になっているのも一因なのだろう。電話での口頭のやり取りにおける礼儀作法が、今のスマホメインの人には分からないってのが良い例。
ただ、言われている通り、有用なノウハウを体系化して伝承させていくってのは正直なところ難しいかな、というのが実情。例えば多人数同時参加型のコミュニティにおける運用のノウハウはマニュアル的な形でいくつかの書籍として出版されているけれど。今件のようなダークゾーンというか困ったちゃんというか不法行為に関しては...「これはダメ」というのを挙げてしまうと、それを模倣する人が出てくる可能性は否定できない。法律でガッツリと取り締まりを受けるようなものであるのならともかく。
要はオレオレ詐欺とか未公開株詐欺とか新興国の貨幣詐欺といった、詐欺師の手法とかねずみ講周りの話と同じで。バレなきゃ儲けが出るので、ルールが無い領域にシフトするたびに繰り返される、ということなのだろうな。そしてその類で儲けようとたくらむ人は、場から場へ移り住むだけのお話ではないのだろうか。
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