インチキクリニックを見分ける3つのポイント。1.がんが消えた治ったとの謳い文句、2.保険が効かない自由診療、3.体験談が載せられている。皆さん、気をつけてください。
— 勝俣範之 (@Katsumata_Nori) 2017年9月14日
無論この三ポイントのチェックをクリアしてもインチキなお医者だったりする可能性はあるのだけど、ふるいにかける上では非常に分かりやすく、適切な指摘。
「がんが消えた治ったとのうたい文句」ってのは、非常にインパクトがあり、目に留まりやすいキャッチーなコピー。がん周りで焦っている人は、言葉通りわらを持つかも気持ちになる。その医者が言葉通りわらでしかないというのに。
「保険が効かない自由診療」ってのは単純にいうと、保険が認められていない色々と怪しげな、医学的に裏付けが成されていないってこと。まぁ大規模な病院における先進医療も原則保険適用外・全額自己負担になるけれど(ただし診察代とか投薬代などは保険対象)。
「体験談」は色々とパターンがある。医者側が勝手にねつ造したり、都合の良い話だけを抽出したり。新聞の読者投稿欄と同レベル。
今件は主にがん周りの話ではあるけど、それに限らず最近当方の出先とか自宅でも、思い当たるようなチラシをよく見かけるようになった。高齢層の比率が増えて、そういう方面の需要が増えてきたのだろうなあ、という推測はできる。まぁ、少しの知識と慎重さがあれば、それらのトラップからは逃れることができるのだけど。
そしてこの図式って、例のWelq問題に始まった、ウェブ上の誤情報問題とか、フェイクニュース周りへの対応姿勢と、あまり変わらなかったりもする。
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