俺様判断で他人の発言を抹消させろって要求に「これぞ多様性」みたいな理屈がくっついてるの凄いゾ(こなみ) https://t.co/58PiLMPrLb
— こな蜜柑ちゃんpot (@reirei_pot) 2017年9月14日
要するに「公正な判断なんか必要無い俺様に私刑をさせろ」でしょ。裁判所なんか必要無い俺様が直接裁いてやる並にヤバい。民主主義的手続き全否定ってヤツだ。
— こな蜜柑ちゃんpot (@reirei_pot) 2017年9月14日
大元のツイートは当人の意志に反する引用となりかねないので、あえて抽出はしないけど。ツイッターでは発言(ツイート)にリプライする形で返事のツイートをすることができる。ツイートは小さなブログのようなもので、ブログにブログを関連付け、関係者にそのつながりを見せるようにする仕組みと表現すればいいのかな。
で、そのリプライに関して、大元のツイートをした人が削除できるようにしてほしいとの話。要はリプライの内容が自分にとって気に食わないから見たくない、この世から消し去ってほしい、削除すべきだとするもの。でもわざわざツイッター運営側に報告して、その是非を判断してもらってシステムレベルで削除するのは面倒くさいから、大元のツイートした側に消せる権限を与えてほしいとの話。
お前は何を言ってるんだ、的な。
ブログ運営者が自分のブログ記事につけられたコメントを、自分の権限で消すことはできる。コメントはあくまでもブログの付帯物でしかなく、ブログ運営者が采配を自由にすることを前提としているから。でもツイッターのリプライは、返事のスタイルをとってはいるけど、そのリプライのツイートもまた、独立したツイートに他ならない。
誰か他人が当方のブログに文句をつける形の記事を書き、それを当方が気に食わないからといって勝手に削除できるはずもなく。今件はそれをできるようにしろ、というお話。無茶すぎる。
自分のツイートに気に食わないリプライがあり、それを見たくないのなら、そのアカウントをミュート(非表示)なりブロックしてしまえばよいまでの話。他人にも見せたくないとするのなら、その意図が正当なものか否かは運営側の判断にのみ任されることになる。自分の判断で他人の発言を自在にあれこれできるとするのなら、それこそ言論統制でしかないのだよね。
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