外交努力で対北朝鮮政策の目標達成が困難な場合、軍事行動を支持するか。賛成58%、反対39%。共和党支持者は82%が賛成、民主党支持者は37%が賛成。ギャラップ社調査 https://t.co/kUB3RkocF4 pic.twitter.com/h5LU658dWv
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年9月16日
先日ちょいとばかり翻訳記事が出ていたけど、つまみ食い的な感じだったので一次ソースのギャラップ社の公開資料を当たる形で。2017年9月6日から10日にかけて電話による音声インタビュー形式での18歳以上に対する調査結果。
現在の北朝鮮情勢に関して、米国民がどのような考えを持っているかについて。外交努力で対応しきれない場合、軍事行動を許容するか否か。全体では58%が賛成、39%が反対。興味深いのは現大統領の共和党の支持者では82%が賛成なのに対し、民主党支持者は37%しか賛成が居ない。何かとつけて党派性が前面に出てしまうのか、あるいは元々外交政策でもそういう性質なのか。
比較として2003年当時の同様の調査結果も出てるけど、当時はそれほど党派性がはっきりとは表れて無かったからねえ。
外交努力・経済封鎖だけで解決できると思っている人は50%、できないは45%。 pic.twitter.com/5JjdQ88IlJ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年9月16日
で、軍事行動の前の外交努力とか経済封鎖だけで北朝鮮対応は上手く行くかと考えている人は50%、ダメだろうとの考えは45%。2003年当時と比べると比較的な人が多い。
今後半年以内に北朝鮮が米国に対し軍事的行動を取ると考えている人は38%、そうは思わない人は59%。 pic.twitter.com/3K3Kcdiktt
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年9月16日
弾道ミサイル攻撃などにより、今後半年以内に北朝鮮が米国に直接軍事行動を取ると考えている人は38%、そうはしないだろうとの考えは59%。例えばハワイやグアムとか、日本国内の米軍基地への攻撃でも米国内への攻撃と同意なのだけど、それも含めてまだ早々にはないだろうとの思惑。
まぁこれらはあくまでも米国民自身の認識であり、実情とはまた別の話。とはいえ、どのようなことを考えているのかは知っておいても損ではないかもしれない。
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