「趣味は?」と聞かれて「ありません」「読書です」「音楽鑑賞です」「ショッピングです」などと返ってくる時はその人は無趣味なのではなく「余暇に楽しむための世間一般で言う趣味というものは持っているが貴方の親密度はそれを開示できるレベルに達していない」という意味です(・ω・ )たぶん
— めがねねこP (@FakeFalcon) 2017年9月12日
似たような話を以前した記憶もあるのだけど。そもそも趣味を聞かれるような場面ってさほど無いような気もするけど、趣味を聞かれた際に「特にない」とか「読書」「音楽鑑賞」「ショッピング」と言われるような場合、本当にそれを趣味としている可能性もゼロじゃないけど、それは果たして趣味の範囲なのだろうかと考えるよりは、指摘通り「自分の趣味を語れるような間柄ではない」と理解した方がよいのだろう。趣味ってのは多分にプライベートな部分があるから、それを開示するってのはそれなりに親しい、信頼のおける間柄でないと......ね。
ああ、これ、あれだ。休みの日は何をしているのかと聞かれた時の返答のケースと同じなんだな。プライベートな内容に充てるつもりではいるけど、それを語るほどの間柄じゃないから、「特に何も」「本を読んでる」といった感じで適当にお茶を濁しているよ、という話。で、そこで察することができないと「特に何も変わったことをしているわけじゃないのなら、こちらの用事に付き合ってよ」という無神経なリアクションをしてしまうことになる。
「読書」「音楽鑑賞」「ショッピング」。この言い回しどこかで聞いたことがあると思ったら、漫画やドラマなどでのお見合いの席でのやり取りだ。「御趣味は」「音楽鑑賞を......」といった感じ。ということは、あのやり取りは本当に高貴な趣味云々というものではなく、まだ赤の他人に等しいあなたに、自分のプライバシーを教えるのは無理だな、ということの表れなんだろうな。そう考えると興味深い。
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