任天堂の修理サービス、Web経由で5%割引になるんだけど、書類不備などあると適用外になる。「Webで効率化に協力してくれれば少し安くするよ、でもこっちに余計な雑務が生じたら、人的コストが発生するから修理費に上乗せします」ってことを、「割引」というお得感で表現してるのが商売上手。
— karzusp (@karzusp) 2017年9月25日
「雑務が生じた場合、料金を上乗せします」って書くと客は腹が立つ人もいる、損するから。だけど最初から割り引いた値段を提示しておくことで、プラスがゼロになってもしょうがないって気分にさせるのが上手いってことで。
— karzusp (@karzusp) 2017年9月25日
指摘されてみると、ああなるほどと思わせるお話ではあるのだけど、知っておくと色々と応用ができそうなテクニック(?)だったりするので、覚え書き。人は自分の支払いが増えるといやな気持になるし、減るとハッピーな気分を覚える。それはどのような場合にでも変わらない。
だったら最初から割引価格で提示しておいて、条件に合致しなければその割引が適用外になるとしておけばよい。採算面の計算は総括した上で上手くいくようにすれば、どうにでもなる。何なら最初から、割引価格こそが本来の価格って設定にしたってよい。
例えば本来1個100円のものを、今週一週間に限り100円に割引、来週以降は105円にします、というとかね。......ああ、某牛丼チェーン店でも大盛りご飯で似たような話があるな(笑)。
これって結局駆け引きの一つでしかないのだけど、自分も相手もハッピーになれる方法としては、非常に喜ばしいもの(本当にぎりぎりまで安値を求める人にはいやがられるだろうけど)。スケジュールの切り方とかでも同じだよね。
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