それは大きな誤解です。主要国軍事費の推移を別の視点からグラフ化してみる(2017年)(最新) https://t.co/cZWAGojAZ4 の対政府支出比はあくまでも軍事費相当額上位10位に限った話です。@yngd10051 @tm9256 @jimin_koho
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
先日のセルフサーチの中で当方の記事の誤解釈的な話があったのでフォローと、ちょいと気が向いてデータをひっくり返して実際はどうなのだろうか的なお話。
上記で指摘した記事にある、軍事費相当額(日本は防衛費)の対政府支出比は、あくまでも軍事費相当額の上位10位に限った上での話。元々日本が10位以内に入っている中での話なのだから、基準を変えても10位以内に入っているのは当然の話。
んじゃ実際にはどうなのよ、ということでSIPRIのデータベースをひっくり返して再生したしたのが次の結果。
そして軍事費相当額の対政府支出比率のランキングはこちら。日本は観測可能国146か国中116番目です。 pic.twitter.com/XjEhiLKC3W
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
......ではあるのだけど、精査可能国が多すぎてグラフがえらいことになったし、Excelのバグが発生して国がちゃんと表示されなくなったりして、頭を抱えた次第。一応添付はできたけど、これ、クリックしても小さいままなんだよね。ペイントツールなどにペーストした上で拡大して見てちょ、的な。
ともあれ、SIPRIのデータベースの限りでは、軍事費相当額の対政府支出比率は146か国中116番目。
ちなみに対GDP比でも大した違いは無い。
ちなみに対GDP比でも大きな差異は無し。148カ国中111番目。 pic.twitter.com/UPLvBQkf5o
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
対GDP比でも148か国中111番目。
対峙する相手がいるところで比較すると少ないとは思いますよ。内陸で直接対峙するところのない国などと比較されても、ね。
— Canyon (@Canyon_Type_R) 2017年10月14日
まぁ、指摘されている通り、周辺環境の違いで必要とされる軍事費相当額は大きく異なってくるし、額面はあくまでも指標の一つでしかない。軍事費最上位の国が同盟国ではあるけれど、第二位と第三位の国と国境を接している状況で、日本の額面はこれでいいのかというと、個人的な感想としては全然足りないよね、という気はする。
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