↑ ヤングキングアワーズ2017年12月号
表紙は「ドリフターズ」。よもや表紙を飾って休載ってことはないだろうなあと終わりの方を見て掲載を確認して一安心。「運命を断ち斬れ」とのコピーが踊っているけど、まさにそんな感じの展開が今号で。しかし続編がテレビでなくてDVDなのは、やはりビジネス的な問題なのだろうなあ。
「ますらお」は巻頭カラー。意表をついた上陸作戦&電撃作戦という形。この時代ではその効果はどれほどのものか。「アルペジオ」ではある意味裏切ったイギリスでの話。しかし短時間でこれほどまでに文化の形態が失われるとは......と文化祭準備のどたばたを見ながら。「無尽」ではチャンバラ、そして思わぬ助け舟。さてその正体は。
「超人ロック」は闘技場での戦いと、例の巨大カエルの研究開発。そろそろ命が......。「鬼を飼う」はインターミッション的なお話。巻中カラーだけど。でもすごく良い話にまとまっている。恩返しにも色々あるのだなと。
「二本松兄弟と木造渓谷の冒険」は巻中カラー(扉だけ)で渓谷での戦い。魔物同士のバトルには見えないな、これ。しかしアレに弱いと今後も色々とネタにされそう。しかもその後思わぬ展開。その人が出てくるか。そして主人公の出番というところで次回に。つくづくこの作者、上手いよねえと思わせる。
「スーパーカルデジアンシアター」はお休みでインターミッション的な見開き。でもヤバいネタは相変わらず。「結石裁判」とあるので、結石でもできたのかな。「ジオブリピンナップ」は384ページ。やはり背景が写真取り込みっぽい。違和感あるんだよねえ、これまでの作風と違って。
......ってよく見たら「二本松兄弟と木造渓谷の冒険」が次号で終わり。打ちきりか、と思って目次の作者コメント確認したら「元々単行本一冊分の予定だった」とある。うーん、もったいない。構想練って続きをまたいつか、是非とも。
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