日経新聞が23年ぶりに値上げ...というか今世紀初の値上げか

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日本経済新聞社は10月6日、紙の新聞の購読料を11月から値上げすると発表した。朝刊・夕刊を届ける「セット版」は4509円(税込、以下同)から4900円と、約400円値上げする。「物流関係を中心にした人手不足が深刻化するに伴い、配達費が上昇し、販売網の維持が厳しさを増している」ことなどを理由に挙げている。価格改定は1994年2月以来23年ぶり。

「紙の新聞」とあるように、電子版のみの購読料に変化は無し。配達料の上昇が原因だからってことなんだろうけど、この辺りが「宅急便などが値上げをすると生活の切りつめが云々」と報じる根幹なのだろうな。報道側自身がツライのと、それを利用者に転嫁するのでということ。結局報道の中身も多分に、自らの都合で左右されるわけだな。


日経新聞は大手全国紙では4番目の部数ではあるけど、直近半期では一番減退率が少なかった、新聞全体の売上の観点では電子版がかなり堅調でそろばん勘定の上では健全な領域だったのだけど......あるいは紙媒体版から電子版へのシフトをより積極的にしてもらいたいがための値上げで、配達費云々ってのは二の次さんの次かもしれないな。

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このページは、不破雷蔵が2017年10月 7日 06:48に書いた記事です。

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