「手離し65秒」で手動に切り替え 国交省、自動運転車初の安全基準を義務付け - SankeiBiz(サンケイビズ) https://t.co/rWKgx3tktL @SankeiBiz_jpさんから
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
高速道の同一車線を自動走行できる機能を備えた車が普及し始めているのを踏まえ、システムを過信した手離し運転による事故防止につなげる狙い。
多方面からの需要に応える形で急速に研究開発が進んでいる自動運転車。色々なレベルの「自動」があるんだけど、それに合わせて国際基準も作ってみんなで従おうという動きも出ている。今回は日本国内でそれに従う項目が増えて、その中の一つに「手離し65秒」が加わったまでの話。具体的には「15秒以上手離しで運転すると、運転席に警報を表示。そのまま手離し運転を続けると50秒後に自動運転のシステムが停止して、手動に切り替わるプログラムなどの搭載を義務付けた」との説明もあるのだけど......
どうもこの話、一部報道で雑に伝えられたのが災いして、国土交通省が独断で決めた的なとらえられ方をして、残念だとかバカじゃないのだとかだから日本は云々的なニュアンスが出ている。詳しい説明をしている記事(今件引用元のような)を読めば、そうじゃないってのはそれなりに理解はできるはずなのだけど。
「「手離し65秒」で手動に切り替え」の件。話が一人歩きして国土交通省叩きになってますが、一次リリースは 車線維持支援機能に関する国際基準を導入します- 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の一部改正について https://t.co/8l7BsEnAnK
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
「今般、自動車の自動操舵機能のうち、ハンドルを握った状態での車線維持支援機能、補正操舵機能、自動駐車機能に関する国際基準が、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において策定されたことを踏まえ、我が国においてもこの基準を導入します」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
「車線維持支援機能等に関する国際基準の導入 自動操舵機能のうち、ハンドルを握った状態での車線維持支援機能、補正操舵機能、自動駐車機能を有する自動車は、かじ取り装置に係る協定規則(第79号)に規定された各機能についての要件に適合しなければならないこととします」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
......要は国際基準に従った項目が増えたまでの話。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
大元の原典はこの辺りかな 5.6.2.2.5. pic.twitter.com/mGnMHTI7Oa
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月14日
ということで色々と探った次第。大元のリリースは10月10日付で国土交通省から出たもの。そこをたどれば該当の国際規約にもたどり着ける。
当方はこの筋の専門家ではないのだけど、必要な状況となれば資料原典を叩きつける必要があるのだろうなあ、ということで覚え書き。
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