UBerもAirBnBも個人による宅配サービスも...最近経済紙等がもてはやす「IT駆使した最先端ビジネス」の多くが「一般人がサービスを提供する=情報や安全を担保する組織がない」状態で、その危険な状態こそが「削減された値下げの原資」という事を覚えておいた方が良い。安いには理由がある。
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月30日
その通りなのです。だからこういう事件もかわいそうと思いつつも「安いには理由がある」という現実を改めてかみしめざるを得ないのです。 【子育て支援サイトで預かった男児にわいせつか 男逮捕】https://t.co/8fjEtv5tWn https://t.co/nwtQr4dWH0
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月30日
無論ITを利用したサービスのすべてがこのパターンというわけじゃないけど(例えばパソコンを止めて電卓、さらにはそろばんにしろと言ってるわけじゃない)、昨今の「IT駆使した最先端ビジネス」の少なからずが、指摘されている通り、何かあった時の担保がすっ飛ばされていたり、保険の類が省略されていたりする。要は「携わる人は絶対に安全でミスは100%生じない」という前提の上でのお話になっているのだな。だからこそ安くなっている。
これは安さをとるか安全性をとるか。言い換えれば、リスクかコストか。まぁ、保険料もったいないから保険には入らないとか、ヘルメット高いから買わずに自転車の運転するよ、的な。無論従来のシステムとか公的機関でもイレギュラーなりミスなり不祥事は生じるけど、相応のコストを投じてリスク低減なりリスク体現時の対応が用意されている。「IT駆使した最先端ビジネス」にそれはあるだろうか。500円分の期限限定の割引券ではい、オシマイになっていやしないだろうか。
この話、リスクと引き換えに費やされるコストがどこに行くのかを考えれば容易に理解できる。安全対策や人件費の上乗せ。コストをむやみに削る考えは、ブラック企業回りとつながるのだよね。
一般人が配送=素人が配送先住所と電話番号入手、一般人がタクシー代わり=車に乗った後どこに運ばれるか保証はない、他人の家に宿泊=就寝中や外出中に家主侵入し放題...最近の海外発最新ビジネスはITサービスと言いつつ根本的にIT無関係で「専業使わず=安全を削る」事でコストダウンする傾向が_ https://t.co/MEInEhPPxG
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年9月30日
最近のクラウド系ITサービスは特に、この類の「リスクとコスト」の本質の部分を巧みにバランスを崩す形で低価格化を推し進めている感じがする。結局は自己責任になるのだろうけど、使う際にはその辺りの吟味が必要なのだろうな。
システム開発で「工数かかるからテストしない」みたいなもんなんですけどね
— よしのり (@otr222yk) 2017年9月30日
まさにこれ。その筋の業界に居る人は「なにそれこわい」なお話だってのがすぐに分かるはず。
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