大事なことなんだが、みんなMPの上限は異なる。MP60の人の真似を、MP30の人がすると、MP0になって死ぬ。具体的には働けなくなる。「あの人は頑張ってるんだから、俺もやらなきゃ!」はとても大事だ。気力の根源になり得る。でも、死の危もあることも、覚えておいたほうがいい。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2017年10月30日
覚えてほしいが、現実ではMPとHPは隠しパラメーターだ。見えない。わかるのは0になったときだけだ。「この頑張りは俺には無理だったんだ(昇天)」っ時に、今までの頑張り具合の逆算でわかる。「自分のMPが、一桁に減ってるんじゃないか」という変調を、よく観察した方がいい。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2017年10月30日
同じ人間なのだから、あの人ができているのだから自分もできるはずだと思い込んでしまうことがある。目標にする分にはいいのだけど、無茶をしてしまい、倒れたら何の意味もない。なぜ自分にはできないのかと考えると、この考え方は一理ある。
人それぞれ色々なパラメータを持っていて、その上限値は違っていたりする。自分も他人も皆が皆、HPもMPも同じってわけじゃない。実際にはもっともっと複雑なパラメータの組み合わせで人は構成されているのだけどね。
で、ある水準で人と他人を比べ、あの人ができたのだから自分もできるはずだと頑張って、無理なことをしてしまうのは良くない。レベル5の戦士が「同じ人間だから」とばかりに、レベル1500の聖騎士と同じようにダンジョンに潜って活躍しようと頑張るのは、単なる無謀でしかない。
しかも世の中は概念的にはゲームのようなものとして考えても良いのだけど、ゲームのように具体的なパラメータが見えるわけじゃない。それっぽい、なんとなくの感覚でも、自分の現状、具体的にはHPやMPの上限とか現在のHP・MPを把握する必要がある。ST(スタミナ)あたりの感覚も認識した方がいいかな。この値が低くなってくると、同じ労力の消費でもMPの減り方が早くなるし、成果も落ちてくる。具体的には徹夜したり残業した時に、STが減ってくるという感じ。
今件、実は逆もまた真なりだったりする。つまりMP60の人がMP30の人に向けて「俺ができるのだからお前もできるはずだ」と強要してくるパターン。概してこのような時には、MP60の人は何の悪気も無かったりするから余計に質が悪い。そのような人からは距離を置かないと、いくら命があっても足りないし、命までは取られないにしても、ストレスで体が持たないよ。
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