投票そのものに関しては「日曜行くのが面倒くさい」「色々な人が居るところに行くのは恥ずかしい、ちゃらくさい」というのでしたら、期日前投票をすれば良いまでのお話であります。投票証明用紙をもらって、色々と特典を受けるところを探す楽しみも。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年9月30日
選挙が間近に迫ってきたということで、選挙の投票ネタ。若年層の投票率が低い実情は実のところ昨日今日に始まった話じゃない。海外ではどうなのか、機会があれば一度調べてみたいけど、少なくとも日本では低いことに違いなく、これが日本の社会停滞の一因にもなっている。投票率が低い→あまり得票に関係ない→政治家にとって重要じゃない→軽視しても自分の座が危うくなることはない→優先順位引き下げ→将来投資が軽んじられるって構図。
で、なぜ若年層の投票率が低いのか。人口構成比で少なめだからあきらめられているってのも一つの要因ではあるのだけど。面倒くさいとか、気恥ずかしいとか、ちゃらくさいってのも多分にあるんじゃないかな。
投票は同じ地域の人が一か所に集まって投票するわけだから、当然近所の人と顔を合わせる可能性がある。その時にぐだぐだ言われるのはたまったものじゃない、という感じ。町内会のイベントとか、成人式とか、そういう類のに足を運ぶのはなんだかイヤだなって気持ち、超分かる。
そこでお勧めしたいのは期日前投票。投票日の一定期間前から投票が可能で、しかも期日前投票を行う場所はある程度限定されているので、より多くの地域が対象になるから、近所の人や知り合いと遭遇する可能性はほとんど無い。早めに投票に行って、帰りにどこかへお買い物に立ち寄って気分転嫁も。このパターンが最強。実のところ当方は最近ではこればかりだったりする。期日前投票をする場所のそばに大きな本屋さんがあるので、帰りに色々と探りを入れるのが楽しいのだよね。
若い人に注意ですが:
— KGN (@KGN_works) 2017年9月30日
・誰に投票したか、誰にも教える必要はありません。
・「この人に投票しろ」と命令されても、従う必要はありません。
・投票日当日に選挙に行けそうになかったら、期日前投票を利用しましょう。
・投票権を取り上げられても、投票所に行きましょう。なんとかして貰えます。
「おまえは選挙権をなんだと思ってるんだ」という違憲行為も平気でする人がゴロゴロいたりするので、特に最後のは重要かなと。
— KGN (@KGN_works) 2017年9月30日
投票権を渡さないという形で投票妨害する事例、実際にありますからねえ...
ですね。
— KGN (@KGN_works) 2017年9月30日
今の形の投票が始まった時代を考えれば、「夫や舅が投票権をとりあげて投票を妨害された女性がいた」のは容易に想像つきますし、それに対する対策もあって当然のわけですが(農村部等がどうだったかは、まあ想像つくわけで...)
実際、「ハガキ(投票所入場券の事)を取り上げられたから、選挙に行けない」と思いこんでた人っていたからねえ...
— KGN (@KGN_works) 2017年9月30日
「お父さんがそうしろって言ったから」と夫の言うなりに投票した人もいましたし。
「若いのを馬鹿にしてるのか」じゃなく「若いのに繰り返させないため」です。
若者どころか、中高年でも知らない人は知らないですからね。
— KGN (@KGN_works) 2017年9月30日
ついでに言うと、念押ししておかないと『親や先生がそうしろと言ったから...でも本当にそうする必要あるんですか?』状態で、本人の望まぬ相手に投票を強制される可能性もあります。
念押ししておくくらいでちょうど良いでしょう。 https://t.co/ZIOsABLJk1
そのあたりまえが「あたりまえじゃない家庭」があるんですよ。
— KGN (@KGN_works) 2017年9月30日
・家庭内の権力者が特定候補に入れるよう強要する(暴力含む)
・会社や宗教団体が強引に投票所に連れていく
・投票所入場券盗難
・ぶん殴って券を取り上げる
等々、です。 https://t.co/mqrNkyeVM5
・投票所内で「白票投じるわー」とか、わざわざ宣言する必要無いです。秘密投票の原則なんで。
— 中村もやし改二 (@kaimon924) 2017年9月30日
・投票所において「開票に不正が行われているのでは?」なんて聞きかじった受け売りのご意見を表明していただく必要も無いです。開票に疑問があるなら開票所にて(遠目だけど)見せてもらうと良いです https://t.co/MkzR9qU8rV
会社などで誰々に入れろ見たいに言われても、ハイハイと言っておきましょう。そいつ(政党も含む)は嫌いなんだというと、いじめや嫌がらせに発展する場合があります。ハイハイといって、しれっと他の人に投票しましょう。誰に投票したかと言われたら、ちゃんとやったと答えること。これ、約束です。 https://t.co/aVQ3TBDEhX
— まさき (@makkun999) 2017年9月30日
現実的な対応って、これですよね...
— KGN (@KGN_works) 2017年9月30日
「誰かに入れろと言うな」「誰に入れたか聞くな」が出来ない人は山ほどいるのが、情けない限りですけど。 https://t.co/jg9kWSANvI
そして投票券(投票のために必要なあれこれが書かれた葉書。投票前に投函されるアレね)とか、投票行動に関するあれこれ。この類の話は本来、義務教育でがっつりと教える必要があると思うのだけどね。
こんなの漫画のネタの話に過ぎないだろとか、妄想乙とのツッコミもあるかもしれないけど、そんなレベルの話で終わるのなら、ありがたいことではあるのだけどね。
あるいはアレかなあ。若年層の投票率が低いのは、こういう不正を見聞きしていてうんざりしたとか、強要されてそれならいっそ投票そのものをしない方が、というのもあるんじゃないかなあ、とか思ったりもする。
投票所入場券を奪われた場合、むしろ、積極的に期日前投票をお勧めします。その後で奪った人があなたになりすまして投票所に行くと、投票済みの記録が残っていますのですぐに不正がばれます。 https://t.co/wgq3jvsW9p
— Hiroyasu Kamo (@kamo_hiroyasu) 2017年9月30日
最後はちょっとしたテクニック(?)。当方は幸いにもこの類の被害にあったことはまだ無いけど、結構話を聞くので、その対応。期日前投票にさくっと行っておくことで、成りすまし犯が特定できることになる。この場合どのような対応が取られるのかな。ちょいと見てみたい感はある。拾ったのでとかいう話は通用しないので、自分のだと勘違いしていたとか、誰か知らない人に頼まれたというのが関の山だろうな。もっとも「自分のだと勘違いしていた」にしても、先に自分ので投票していたら、ウソだってのがバレてしまうのだけどね。
以前も言及したけど、通貨の偽造は国家的重罪。国の根幹であるインフラを覆すリスクがあるからね。その観点では同様のリスクが生じる公職選挙法違反もまた、同様の重罪を貸すべきじゃないのかなと思うのだな。
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