情勢が混乱したことで有りがたいのは、居酒屋の酔っぱらいのおじさんがくだまいて語るような政治評論家や専門家の実情が、より明確に分かるようになったことです。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月1日
「まさかの時の友が真の友」という言葉にも通じる所があるけど、世の中がどたばたしてくるととかく地が出やすくなったりする。当人が慌てて普段被っている猫をはいでしまうのか、起死回生のチャンスということで本性をむき出しにするのかは分からないけれど。
政治界隈の話に関しても、普段からそうだろうなあと思っていたあれこれにおいて、それこそ居酒屋で酔っ払ったおじさんがくだをまいていたり、枝豆つまみつつビールを飲みながらテレビの野球放送に向かって監督の采配につっこみを入れるような状態のレベルで、あれこれ「解説」しているのを見るに、ああそういうレベルなのねと再認識したり。
あとは先ほど挙げた 2016年平均給与は421万6000円・給与や賞与の動向をグラフ化してみる(最新) https://t.co/spml7Tob99 が内情ですが、先日指摘した通り、朝日新聞が「格差ガー」と騒いだ件のように、報道機関の意義はあるのかしらと改めて考えさせられたり。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月1日
朝日新聞の先日の「正規と非正規、年間給与に315万円の差 4年連続拡大」の記事。元データの民間給与実態統計調査結果を精査したら納得。それぐらいしかケチのつけようがないのですな。さすが朝日新聞、そこにシビれる!あこがれぬゥ! (リテイク) pic.twitter.com/10WiwLsntq
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月1日
印象も情報ですから、朝日新聞としては少しでも「今は良くない、社会は良くない、体制は良くない」と印象付けさせたいわけですよ。原則の報道である公明正大中立などどこ吹く風。段々と粗が出てくる頻度が高くなるわけですね。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月1日
報道機関は自らの行動の大義名分として「社会への、体制への監視」を挙げますが。監視行為と、自らの理念に反するものに棍棒を振り回すのとは別なのです。数をカウントする野鳥の会の人が、自分の嫌いな鳥だからと石つぶてを投げてはいけないのです。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年10月1日
報道機関を自称するところも行動としてはあまり変わらない。先日ちょいと話題に上った、賃金周りでの格差云々の話。これ、国税庁が発表した民間給与実態統計調査結果がベースで、当方としては本来は年末精査の予定だったんだけど、こんな話が出ていたので、ツッコミのために前倒しで記事化。結論としては、「そこぐらいしか揶揄できるような場所がなかったんだよね」ということに。
というか、端的な「報道」でそれをやるのはまずくないかい、的な感はある。カレー屋さんの紹介をする時に、カレーも福神漬けも接客態度も衛生面もほとんど語らず、スプーンの形がちょっと気に食わなかったということを殊更に、大声で語り続けるってのはどういうことなのだろうか。色々と不思議な話ではある。
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