「お店で買えば¥200のマドレーヌも、家で作れば¥50で作れてお得!」
— 坂下寛志 (@Sakashita_h) 2017年10月11日
ではなくて、
「材料も揃えて、時間もたっぷりかかって、時には失敗もして、掃除も大変なマドレーヌも、お店に行けば¥150多く支払うだけで買えて、時間も美味しさもお得!」
と、
損得の概念を見直しませんか。
元を取る。
— 坂下寛志 (@Sakashita_h) 2017年10月11日
「美味しかった。」と思った時点で、すでに元は取れてる。
さらに言えば、
感動したなら、それはもう、儲かってる。
ケーキは、材料の原価より、人件費や開発費の方が高いから、
— 坂下寛志 (@Sakashita_h) 2017年10月11日
原価を気にされる方々は、材料をそのまま食べれば良いと思うんだ。
一般の人と同じ材料を使って、
— 坂下寛志 (@Sakashita_h) 2017年10月11日
一般の人が到達し得ない美味しさを作り出せるから、
その価格であるし、僕らはプロであると。
今件は書き手の職業に関連するケーキに関するお話ではあるのだけど、考え方としてはケーキに限らず、すべての商品に言えること。特に原材料費が商品価格と比べて非常に安いもの、例えば化粧品とか医薬品では、絶対に忘れちゃいけないお話。
商品ってのは棚に並べられている時点で原材料そのものがそこにあるだけでなく、さまざまな手が加えられ、知識と経験が織り込まれている。色々な試行錯誤の結果として完成品がそこにある。原材料費が安いからこんなに高いのは納得ができないという人が居るのなら、自分で原材料を調達してそのまま食べるなり、似たように加工して作ればいい。
「もとをとろう」って考えのひとが
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2017年10月12日
ケーキ食べるもんじゃないと思うけどな
完全に嗜好品でしょ
薄い本と同じや
ケーキ食べる時に原価考えるとか
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2017年10月12日
結婚指輪もらって「これの原価は」レベルで
風情がないなあと感じるんですけど
外で飲むコーヒーと同じ
雰囲気をたのしむものだよね
まあ自分も外でご飯食べると
「これ家でも作れるかなあ」とか考えたりはするけど
「薄い本」の例えは方向性がアレだけど、まさに言い得て妙。色々なものが、想いが、経験が、技術が詰まった完成品がそこにある。そんなに原材料云々いうのなら、プラモデルの代わりに原油と紙をどこかから調達してくればいいんだ、的な。
まぁ、そこまで言わなくとも、例えば食事でもよく言われる話。材料を調達して自炊をしようとすると、どうしても手間がかかるし上手くできないし、材料が余って腐ってしまうことも多い。だったらそんなトラブルを気にせずに、スーパーなどで総菜を必要な量だけ買えばよいまでの話。材料費だけで考えたらそれらの商品はお高めだけど、便宜性や旨味を考えれば、当然の話ではあるのだよね。
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