白票も無効票も、
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
「意見表明しない人がいた」
「意味の無い事を書いた人がいた」
以上には読みとってもらえませんよ。
そういう集団であるとして、バルクで処理されて終るだけです。
当方も実のところ以前は「白票投票も投票率を上げる観点では意味があるのでは」と思っていたのだけど、色々と話を見聞きするに、結局は意味が無いじゃないかということが分かったので、覚え書きも兼ねて。
統計結果だと「無回答その他」でノイズ扱いされることからも分かる通り、白票や無効投票(自分の名前とか関係ないことを書いて投票する)は、結局有効な投票をしなかったということで、投票行動には無意味なものとなる。
投票所に足を運んで投票用紙を投函すれば、投票率は上昇する。政治に参加する人の割合がアップしたと認識される。でも同時に無効投票率も上がったとしたら「投票率が上がった分はふざけて参加した人で、実際には政治に参加していないのと同じ」と認識されてしまう。必要なのは、政治に参加する意図があるのか否かの人の割合。
次は「棄権だって意味がある!現政権が投票に値しないという意思表示だ!」という人が出てきたぞ。
— KGN (@KGN_works) 2017年10月11日
次の政権を選ぶのが選挙なので、論理破綻しとりますぞ。
現政権が嫌いなら、ますます投票に行くべき。
そういう人ばかりが投票に行くと政権交代するので、それが嫌な人も投票に行くべし。
選挙の公正性を保つためには「余計なことは読み取っちゃいけない」んだと、判っておらんのだなあ。
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
票が有効か無効か、有効ならそこに何が書かれてるか、それが全てだよ。
「でも、ボクはワタシは反対を意味して投票したんです!!」
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
なんてのは『無意味』です。
「意見を言わない人がいますね」
「意味の無い事を書いてしまった人がいますね」
これだけで処理されて消えていきますよ。
「だれかがボクのアタシの本音を読みとってくれるよね!」
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
なんて、無駄な期待するのはやめましょう。
「意見表明しない人がいたなあ」
「意味の無いこと書いた人がいたなあ」
「意見を表明した人の事を聞くしかないよね」
これだけです。
そもそも、「白票」には何も記入されていません。
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
書かれていない物を『読んではいけません』。
深読みしたつもりで間違うのが人間ですから、間違わないためにも「白票=何も意志表示していない」「無効票=意味の無い事を書いた」以上を読もうとしてはいけません。
決まった物を書くべき所に余計な事を書いてあったら、それはすべて『無効なもの』に分類せねばなりません。
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
何も書いていなければ、『何も書いていない』とのみ分類せねばなりません。
自分の都合良く、決まりを捻じ曲げて読んでくれると期待してはいけません。
読みとって貰うために必死で理屈を探してはいけません。
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
「意志表示しない人は存在しない人」なのです。
存在しない人になる事を選んだ人に、なぜ、注意がむけてもらえると思うのでしょうか。
『政治的に無の存在』であることを選んだ以上、気にして貰えはしないのです。
「何も書いてない人が一人いますね」
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
「意見を表明してませんから、この人の意志は不明ですね」
「じゃあ他の、意見を表明した人の意見を尊重しましょう」
これだけで終わります。
何も書いて無いのに、書いてない物を読んでもらえるなどと思ってはいけません。 https://t.co/GclvQQZnc9
「白票を投じるのは、政治的に無の存在になる事」
— KGN (@KGN_works) 2017年10月12日
意見表明しない人は『存在しない人』です。
そこから先の解釈が『あって当然』と考えてる時点で、白票を投じる覚悟が足りません。
「白票は全権委任であり全政策を全面的に支持する」
— うぃz (@enders_shadow) 2017年10月12日
「白票は全候補者への否認である」
「白票は単なる書き漏らしである」
「白票は文盲の証拠であり写真付きにすべきである」
どの意味で投票されたか判別できます?
白票云々言っている政治家は、自分に都合のいい意味を勝手に付けているだけです
指摘の通り、「白票とか無効投票は選挙民の意志の表れだ」云々ってのはあくまでもそのような投票をした人の思惑、都合の良い解釈に過ぎない。そのような解釈ができたとしても、選挙を実行する側は優先順位として有効投票の結果を受け止めなきゃならない。
それにこの類の統計ってのは、決められた様式以外のデータは極力読み取ってはいけない。ネタとして参考意見云々という話が挙げられることもあるけど、ネタ以上のものにはならない。具体的な、決められたこと以外のデータまで読み取ろうとすると、その瞬間から公平性は無くなってしまうから。
...ああそうか。白票とか無効表記投票を肯定するってのは、結局のところ統計の仕組みそのものを理解せず、仕組みの枠外で自分ルールを作り、それをごり押ししようという考えに過ぎないのだな。
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