「日本はブラック、海外はホワイト」論議は、海外の場合はグローバルな規模でブラック要素がアウトソースされている(にすぎないことが、さも社会全体でホワイト企業ばかりであると日本に紹介されている)のに対して、日本は国内で下請け重層構造を構成しているという、規模と距離感の差であるという。
— 白饅頭(光属性) (@terrakei07) 2017年10月10日
フェミやリベラルな皆さんが賞賛してやまない欧米やシンガポールでは、途上国からやってきた薄給のメイド・ハウスキーパー(主に女性)がパワーカップルの皆さんのキラキラした人生を支えています。
— 白饅頭(光属性) (@terrakei07) 2017年10月10日
ようするに、ツイランド海外エリートマンは自分たちがアウトソースしている低賃重労働が見えにくくなっている(国境を超える形のアウトソース)だけで、日本はそれが地元の下請け企業や派遣企業に皺寄せする形だから可視化されやすいという。
— 白饅頭(光属性) (@terrakei07) 2017年10月10日
海外に在住されている日本人の方の論説としてよく聞く話の一つに、日本はブラック企業で海外のはホワイト企業ばかりだというものがある。在住されていない人でも、海外の企業を持ち出して太鼓持ちし、日本の企業を比較対象に挙げて叩く。まぁ、その語られている内容が事実であれば問題は無いのだけど。どうも違和感を覚えてもやもやしているのがあり、そのもやもや感の実態を見せてくれそうなのがこの話。
これもまたすべてがすべてでは無いのだけど、このパターンが多分にあるんじゃないかなという気はする。日本ではアウトソーシングした先のブラックとなりやすい部分も国内にあるから(さらには企業内で内包してしまうから)、露呈すると日本企業が云々となる。海外の場合も似たようなパターンはあったのだろうけど経営上の問題とかつっこみが入り、海外にアウトソーシングされてしまった(のが生き残っている)というところか。そういや時々、国際企業で新興国での労働問題が云々ってのを見聞きするけど、それが該当すると見れば理解はできる。
また、メイドさんの例が挙げられているけど、それもまた労働条件的にはブラックに他ならず。例えばシンガポールのメイドさんのお話は色々と込み入っているので
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