著作の宣伝をすると金の亡者と思われる、とTLで読んで。別に思われてもいい。職業作家なんだもの。業界や流通の裏事情や不安や不満をつぶやくより、こんなの書いてます!新刊&続刊でました!と宣伝する方が潔いし前向きでいいじゃないの
— かたやま和華@猫の手屋繁盛記 (@wakagura) 2017年10月17日
書き手が自著の宣伝をしてなにが悪い。自分の生み出したものを宣伝せずに、誰が助けてくれるのか。著者はカネのためだけに書いているわけではないが、売れなきゃ死んじゃうのだ。宣伝して、知ってもらって、さらに次に続けるのが正当な行為だ。そこに文句を付ける人は、申し訳ないが客ではない。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2017年10月18日
宣伝の顔をしないで「よかれと思って」的に煽る人こそ、カネの亡者なんじゃないですかね。宣伝は宣伝として、粛々と、しかも堂々とやればいいのです。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2017年10月18日
ソーシャルメディア、中でもブログやFacebookよりもツイッター上で、創作者が自作品の宣伝をすることに、色々と賛否両論が持ち上がることがある。結局ツイッターもブログの一種で、それを利用者がリアルタイムに取得できる仕組みを提供しているだけなのだから、「自分のブログで宣伝して何が悪いのか」で終わってしまうのだけど。利用者側からは「テレビの放送みたいなところで自作品の宣伝をするのは何事か」と、CMで自分の見たい番組を邪魔されたかのような怒りを覚える人もいるのは否定できない。
色々な考えはあるにしても、当方は創作者の宣伝活動には肯定的。発言を追いかけている人(フォローしている人)は、対象者に興味関心を持っているのだから、その人の創作活動や成果物を告知してもらえるのは、むしろありがたいお話に違いない。
......ああ、あれか。同じような告知を何度も繰り返すからウザイという認識もあるのか。そりゃ1時間おきに同じ宣伝ツイートを見せられたらうんざりするかもしれないし、それは発信側の手法に問題があると言わざるを得ないけど。そのような極端な例も含め、広告論全般として、有効な伝達方法の仕方などのお話はあるのだけど、やはり宣伝というかお知らせの類はあるべきだな、と。プロフィールのテキストや背景に表せる情報は限られているのだし。
自作の宣伝についてのお話が色々と回ってきますが、そもそも自分以外の方に見て頂かないことには生み出した意味がないので存在を知って頂くところからお知らせもします。知って頂いて、興味を持って頂いて、見て頂いて、買って頂いて、と何段階もありますよね。存在が無にならないようまずお知らせ。
— 内田美奈子 (@zerra01) 2017年10月18日
そして何よりも、創作者の作品を実購入してもらうためには、まずはその存在を知ってもらわねばならない。気が付いたらいつの間にか銀行残高が減って商品が届いていたってのは、例のアマゾンの定期購入とかに限られる。
知ってもらって興味関心フラグが立ち、さらに色々な葛藤(コストとか時間とか)をクリアし、手に届くか否かのハードルをこえ(在庫が無かったりなどの理由で買えない)、はじめて購入してもらえる。電子書籍をはじめとしたデジタルデータならばいくつかのハードルはパスできるけど、それでもやはり存在を認識してもらえないことには始まらない。啓蒙ビジネスみたいでなんかイヤな感じなんだけど、とにかく「気付き」が必要。
「宣伝が多くて嫌だ」と思うなら、自分の意志でフォローを外せばいいのですよね。タイムラインは自分で編集できるのだから、どうぞご自由になさってください、ですよ。
— 鷹野凌 (@ryou_takano) 2017年10月18日
そして何よりこれ。ツイッターなどで宣伝が多いと気に食わないのなら、フォローしている対象をミュートするなりフォローを外すなりすればよいまでの話。強制的に読まされているわけではないのだからね。
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