日本は不況が長過ぎて、誰もが「いかに金をかけないか」ってマインドに毒され過ぎてるのは感じるな。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2017年10月16日
やっと好景気になって来て、ちょい金使えばあれだけ悩んでた問題が魔法の様に解決ってケースが最近は特に多い。
「知恵を使うなら金を使え」コレですよ。
確かにそうですね。
— K@渾名は魔王 (@K_0424) 2017年10月17日
あと知恵でなんとかしようとしてる人って、知恵(スキル的なところも含めて)をタダだと思ってますよね。
知恵ある人には金払ってあげて欲しいです。
この類の話をすると必ずAll or Nothingの考えにシフトして「創意工夫を軽んじるとは何事だ」とのご意見があるのだけど、そういう意味ではなく。工夫や知恵や内作でそろばん勘定が合う部分と合わない部分があるってこと。片方だけの方策に縛られていると、最善策は手にすることができないよ、と。
乾電池一本を充電する電気料金は数円。その間、充電器に差し込んでおくだけで放置しておいてOK。でも仮に、自転車を使って充電させるマシンがあり、それを半日回していれば充電可能だった場合、数円を取るか半日の労力と傾注を取るかというところ。
何度も繰り返しているけど、お金ってのはあくまでも概念。紙幣や貨幣はその体現化した物差しでしかない。そしてその概念は色々なリソースを数字化したもの。大抵のことは代替させることができる。そして時間も手間も大いに節約できるのだな。企業だってそうでしょ? 社長一人で何もかもできるわけじゃないから、社員をお金で雇って、社長だけではできないことをさせている。無料で社員が働くってのは、単なる宗教団体でしかない。
お金を無駄遣いしろって言っているわけじゃない。自分の創意工夫やノウハウで成せるところと、お金を使ってやるべきところ、その見極めが大切ということ。適切な投資の発想とでも表現すべきかな。これが理解できないと「何かをしたい、でも予算がない」という無茶な話を平気でするようになるのだよな。
以前【「先人の下ごしらえを活用することはとても大切」と八房龍之助先生のお話】で挙げた「先人のノウハウを使ってショートカットする」ってのにもお金は必要なのだよね。お金は積み上げられても、時間は積み上げられないのだよな。
第一、お金を使うってのは、他人の知恵を使う事でもあるんだよ?
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