お仕事での鉄則:
— wakatono(JK) (@wakatono) 2017年10月24日
・仕事を増やすなら予算や人を増やせ
・予算や人を増やせないなら仕事を増やすな
・予算や人を減らすなら仕事も減らせ
・実務以外に訓練も交えないと、愚者が増える。「愚者は経験にのみ学び、賢者は歴史に学ぶ」の意味を考えよう
・必要な投資もせず人が勝手に育つと思うな
先日の「知恵をお金で買え」的な話を思い起こさせる指摘。色々なパターンを紹介しているけど、要は出すものを増やしたいのなら入れるものも増やせ、入れるもの減らすのなら出すものも減るよ、という常識的な内容......ではあるのだけど。この根本を理解していない、あるいは知っていても「だけど仕方が無い」「でもやれ」と知識を活かさずに無理を押し通そうとするケースがあるから困りもの。
カレーライス一人分の材料で二人分を作ろうとすれば、当然ルーはスープみたいになるし、ご飯はおかゆ的なものになってしまう。そしてそれは当然、商品としてお出しする品質をクリアすることはできない。それ位の理屈でしかないのだけどね。根性とか精神力とか工夫ってのは、用意された条件において余力を用いてプラスαを盛り込むためのものであって、元々足りないものを穴埋めするためのものじゃない。そして根性も精神力も工夫も、空から瞬時に降ってきて補完されるわけじゃないのだから、結局作り手側のリソースの損耗につながってしまう。タダじゃないんだよね。
投資ってのは農作物を育てる上での種まきはもちろん、水やりとか暴風雨避けとか肥料を与えるとか雑草刈りといった世話に相当するもの。種だけ蒔いてあとは放置してろくに実がならないとブーたれたり、さらには種も蒔かずに実をよこせとか、無茶を言ってるのと同じなんだよね。必要な投資もせずに人が育つのを期待するのってのは、さ。
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