ピクトグラム全般の役割自体がそもそも言語や文化的障壁を越えて意味を伝えるという側面をもっているため、「外国人用の」といった表現も少々適切でない処はありますが、訪日外国人の増加も背景として追加されてゆくピクトグラム自体は多く、こちら2点も以前にJIS Z8210に追加された類です。 pic.twitter.com/HH1yOHW78H
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2017年10月26日
これらの意味をゲスト側に理解して頂くことで、ホスト側の利益にも繋がると考えられます。流行りのYouTuber然り、ノンバーバルでパッと見で通じる事が求められているのかと。先日消防庁の方のお話を聞く機会がありましたが、その時も訪日外国人向けのピクトグラムが議題に挙がっておりました。 https://t.co/AuzRBURHFB
— 青木防災【公式】 (@aokibosai) 2017年10月26日
非常放送やデジタルサイネージにおいても「やさしい日本語」を導入しようという試みがあります。
— 青木防災【公式】 (@aokibosai) 2017年10月27日
Ex.『ただいま〇階の火災報知器が作動しました』⇒『〇階で火事かもしれません』
『ご安心ください』⇒『安心してください』https://t.co/QSPSqjzx84 pic.twitter.com/G6hzIGmXGw
ピクトグラムってのは絵文字みたいなもので、言語の壁や文化を超えて意図を伝えたい時に用いられる図。数字の概念みたいな感じ、と言えば分かりやすいだろうか。文字より絵、絵より動画の方が世界に浸透しやすいってのと概念的には似ている。
で、緊急時の放送にもその概念に近しい動きとして、やさしい日本語を導入しようという試みがあるという......ってあれ、これって以前、在留の海外の人向けとして展開しようじゃないかという話を書いた記憶がある。これって要するに、グーグル翻訳で日本語を英語にしようとするときに、翻訳してもらいやすいように日本語をシンプルに、容易で文体をしっかり正して書くってのと同じ。
このやさしい日本語は子どもたちにも分かりやすくて本当にいいと思う。緊急放送が流れてても言葉の意味が分からないと誰だって余計に不安になるよね。コレ、全国的に導入して欲しいなぁ。 https://t.co/h5nPEgAHwV
— 会社員二児母 (@htrkmtr) 2017年10月27日
指摘の通り、今件のような簡易化ってのは、在留海外の人向けだけでなく、子供にもわかりやすいという長所がある。他方、表現によっては文章が長くなる、状況やしてほしい対応を正確に伝えられなくなる、真面目に認識されない、伝える情報が的確すぎて逆にパニックに陥らせる可能性があるなどの問題点が生じうる。
分かりやすい方向性には違いないけど、それが最良の選択肢か否かは、よく検証する必要があるのだろうな。親切心から4か国語対応で表示をしたら、1つの言語当たりの表示時間が短くなり、かえってリスクが高まりかねなくなったという事例もあるし、ね......。
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