ソシャゲが終わる時、せめて取得したカードの閲覧できるアプリとか残してあげられんものだろうか?このままだとヒットしたゲームもサービス終了で何も記録が残らなくなってしまうので、課金ユーザーの為にもゲームの歴史の為にも、何か残るようにして欲しいなぁ...なんて思うのです。
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年10月30日
売切りのスタンドアロン型アプリでいいし、ゲーム中の過去のイベントや立ち絵まで見れれば最高、それが無理でも取得したカードやアイテムが閲覧できるだけのものでも、記録としてもユーザーの気持ちとしても、きっとあると皆にとっていいと思うんよ。「ソシャゲ終了=記憶しか残らない」は悲しすぎる。 https://t.co/iSGGgypRea
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年10月30日
昔のスタンドアローンなゲームと違い、サーバー運営・クライアントプレイタイプのゲームは、サービスが終了したら跡形もなくなってしまう。文字資料や画面キャプチャ、動画の類は残せるだろうけど、それは断片的なものでしかなく、いわば化石のようなもの。可動するような状態での保全はできなくなる。これってどうにかできないのかな......という話は何度となく言及してきた。先日某有名ゲームがサービスの終了をにおわすような発表をして、その話が再度持ち上がってきた次第。
確かにアプリアイコンしか残らないってのは寂しすぎるし、何か具体的な形で残せないかな、というのはプレイヤーサイドの心境としては非常に理解ができる。アーケード版の艦これだったらカードが残るけど、ブラウザ版だと何も残らないよね、多分。
ゲームにも記念碑が欲しいなと、頭をよぎる事がある。緑に囲まれた記念公園みたいなところに、サービス終了したゲームが簿に記され、タイトル画像とともに石に刻まれている。どんなゲームでも、サービスが終了するのは仕方ない。ビジネスなんだ。ただ、その記憶をどこかに残して欲しい気持ちがある。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2017年10月30日
ちなみに「地球のゲームアプリ衛星一覧」は、セールスランキングをみればわかります。一時は輝き、市場を見下ろすような巨大衛星でも、売上を噴射できなくなると、市場の重力にひかれ、ゆっくりと高度を落とし、大気圏で燃え尽きるのです。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2017年10月30日
ゲームのお葬式をするとしたら、位牌には総売上を刻めばいいと思う。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2017年10月30日
正直、ゲームリソースのアーカイブってコスパ悪いんですよね。売上が上がるわけでもなし、リソースが莫大なら管理も一苦労。企画制作は必要だし、権利関係が足を引っ張る可能性も高い。ほんとにモニュメント建造に近い。誰かが強い信念もって進行させないと無理。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2017年10月30日
もしくは、黒字になる企画を立てるか。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2017年10月30日
サービスが終了するのは、仕方ない。ただ、ミリマスには莫大なカードがある。終了後、時間をおいた後で、アーカイブとして公開してくれないだろうか。もしくは、ミリマスライブラリーみたいなアプリを作ってくれてもいい。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2017年10月30日
まぁ、しかしながら。運営が続かないゲームってのは致命的なバグとか物理的損失が生じたりとか、企業そのものがコケたという特殊事情は別にすると、そろばん勘定が合わなくなったからというのが理由であって。そのような状況下でさらにお金がかかり、しかも未来につながる投資にならないようなことに、企業が首を縦に振るかというと、まず無理だったりする。いけすで育てていた魚を取り出して料理し終えて食べて片付ける段階になって、そのお魚にエサをやるはずもなく。
アーカイブとして保全して運用し続けるってのもタダじゃないので、データにしてユーザーに落とさせるぐらいしか方法はない。それも権利問題が生じてくるし、仕様の変更とかそれ専用の機能実装のための工程を手配できるかと考えると、まず無理。仕様の一部分を何かの工夫で別媒体とリンクさせて、物理的に手元に残るような形に......というぐらいしか。
あるいはそのような仕様の企画立案を専門とする、アプリゲーム業界専用のおくりびと的な制作集団が生まれないかしらね。無理か。
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