内定辞退、最多の6割超 学生の売り手市場反映 平成30年春新卒採用 - 産経ニュース https://t.co/oII2rWvbky @Sankei_newsさんから 辞退云々の話ってこれがトリガーだったのですね
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月13日
あくまで過去6年間におけるデータなので、それ以前はどうだったのかという比較はできないのだけど、内定を得た人のうち内定辞退を経験した人の割合は64.6%。これは10月1日時点の値としては最高値だとのこと。何社を内定辞退したかは記事では書かれていないけれど......。
訂正。【確報版】「2017年10月1日時点 内定状況」就職プロセス調査(2018年卒)10/26付で該当資料が出ていました。 https://t.co/7t1IeVUh1P pic.twitter.com/pws3mfpWCG
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月13日
就職内定取得者における内定取得社数の推移。内定数は増えている、ということは同時に内定したけど辞退をする人も増えている、と。 pic.twitter.com/n8TUQyFy2c
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月13日
前後するけど内定率はアップ中。 pic.twitter.com/SX03SXTfEt
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月13日
就職内定取得者における内定保有社数
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月13日
10月時点ではほぼ1社に絞り込んでいるので、本命以外は辞退となる。一人当たりの内定社数が増えれば、辞退社数・内定辞退経験者率が増えるのも当然の話。 pic.twitter.com/3UoHP64xxB
ということでマスターデータを探してようやく確認。確かに毎年内定辞退率は増加中。で、これって内定社数も増えているのと共に、この時期ではほぼ1社に絞り込んでいるので、それまでに本命以外は辞退しなきゃならないから、内定辞退経験率がアップするのも当然の話なんだよね。要は内定を得やすくなったので、その分本命に絞り込んだ後の対抗馬的な社の内定を辞退するのは当然の話。複数社に同時に入社なんてのはできないからね。
この辺りは企業側は求職者側の立場になって考える必要があるのではないかなあ、と思うのだな。特に人手が集まらないと頭を抱えている方面には。自分が職を求める立場なら、新人として自社に入りたいと思うか否か、その条件で。他に選択肢はあるのかないのか。
内定辞退で中小企業、見通し立たず 「ぎりぎりまで採用活動」https://t.co/BeqAFsNp3y
— 青髭 (@laboratorymembe) 2017年11月13日
厳しい言い方ですが、ここ数年の好景気で選択権が学生側に移っただけのことですよね。不況期は好き勝手にふるいにかけてきたわけですから。募集年齢を引き上げればいくらでも人はいます
で、よく考えてみると、指摘の通りで。景況感が変化して立場が変わっただけのお話だし(ほんの少し前までは「お祈り申し上げます」「サクラ散る」的な話を複数社からもらって頭を抱えるって話が日常茶飯事だった)、人手不足ならば募集年齢を引き上げればよいまでの話。
加え。中小企業ならすべてが人手が足りない、人が集まらないってわけじゃないんだよね。結局は何らかの問題があるから。その辺りをしっかりと考えているのかな、と。
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