景気ウォッチャー調査の発表ページ https://t.co/FzTYAkv49S の下の方にある、(参考)景気判断理由集(CSV形式)。これが大変参考になります。多様な業種の生の声が山ほど。テキストデータ化されているので検索やソートも楽々。景況感を多様な面で精査できます。 pic.twitter.com/sYrGkZ8qJn
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月9日
先日掲載した景気ウォッチャー調査の記事【現状・先行き共に上昇。人手不足、海外情勢への懸念継続...2017年10月景気ウォッチャー調査は現状上昇・先行き上昇】で気が付いたこと。これまでPDFの全文でチェックをしていたのだけど、実はコメントの一覧はテキスト化されてCSV形式で全データが収録されていた。これってすっげー便利。テキスト化されているってことは、ソートとか検索がざっくりと行えるってこと。
コメントの中身はそれぞれが経済的・論理的に正しい内容か否かは別として、現場の声がざっくりと書かれている。どの業態に携わるどこ地方の人が、どのようなことを思っているのかが大よそつかみ取れる。中には頓珍漢なことを主張していて、ああこれがこの業態のこの領域部分での問題点なんだな、しっかりと実情を把握せずに八つ当たりしているのがアカンのだなということも分かったり。
例えば「人手不足」で検索して該当するセルの一覧を出して、その内情を確認するとか...正規社員が増えているので契約社員登録者が減るという、興味深い話も。 pic.twitter.com/uxXQGqByo1
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月9日
昨今では分かりやすい例は「人手不足」のキーワードかな。どの業態がどのように問題点を認識しているかってのが手に取るように分かる。無論無作為抽出ではあるけど全体像ではないので、回答した人だけの問題かもしれないけど。上手く行かない云々ってのは多分に、デフレ感覚で考えているってのがよく分かる。溺れそうなのにちょいと背を伸ばしただけで「どうして息がつけないんだ」と逆切れされても困るってこと。溺れないようにするために、さらなる必死な行動を現状は求めているってことなんだよね。
今月飲食関連の現状DIが大きく下げたのは、2回の週末台風縦断と総選挙の影響。 pic.twitter.com/wQOwKTMZzS
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月9日
ちなみにコメントを精査して、10月の飲食関連の現状DIが大きく下げたのは、やはり台風が大きな要因だったことが判明。後は総選挙も結構な痛手に。牛丼チェーン店では早くも客入りが減った結果が出ているけど、月末までには出るであろう外食チェーン店の売上そのものも結構大きいダメージが出ているんじゃないかな。コンビニとかチェーンストアもそれなりに足は引っ張られていそうだ。
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