ネットでデマや陰口をバラまいてる人は、これから「ソーシャル与信」が来る可能性を理解してるんだろうか? その微妙なツイートと引き換えに、ローンや就職や保険にハンディキャップ喰らう可能性があるんよ。
— 深津 貴之 (@fladdict) 2017年10月31日
考え方としては以前からぼんやりとした形で認識はしていたけれど、言葉としてがっつりと体現化する事で、その姿がよく分かってくる良い例。「ソーシャル与信」。うん、まさジャストミート。
意味としては説明の通り。ソーシャルメディアでの発言の数々か、その本人のこれまでの行動の裏付けとなるということ。クレジットカードの過去の利用方法次第で借入額が増えたり減ったり、ローンが組めなくなるのとまったく同じ。「過去の行動の精査と、その結果から判断される格付け」という観点では。ああ、格付け会社の格付けも同じ概念か。
就職周りではすでに導入されていると判断しても良いだろう。だからこそ、実名を使わずにハンドルネームの利用に徹して、実名との結びつけをされないようにという注意は、学生などの就職をしていない人への注意としても聞いたことがある。まぁ、変なことをしていないとの自信があれば話は別だけど。
ローンや保険はどうだろう。将来的には精査材料の一つになるかもしれないけど。資格試験などでは「ソーシャル与信」は関係してくるかもしれないな。何しろ自ら公開した履歴書と同じようなものだからね。そう、見方を変えれば履歴書提出が必要な場面では「ソーシャル与信」が用いられる可能性があると見てよいわけだ。
このような話が出てくると「言論統制が云々」というツッコミが入るけど、違うそうじゃないという返しツッコミをしたい。言論は自由。法に抵触しない限り、何を語っても良い。しかしその内容によって、自由に応じた責任や義務を取る必要が生じるだけの話。それは統制でも何でもない。
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