「ちょっと案件のご相談があるのでご来社願えますか?」ってメールや電話には飛びつかない。
— Kazuhisa SHOUSHIN (@info_PW) 2017年11月1日
理由は簡単で「守秘関係で具体的なタイトル名は言えないまでも、作業の内容が一切含まれていない」から。それに「ちょっと」のことであれば電話かメールで済む話。
本気があるなら向こうから来る。
当方もこれまでの人生経験の中で、似たような話は個人ベースでも勤めていた会社ベースでもあったりする。それが日頃からお付き合いのある対象で、ある程度意思疎通ができている間柄からだったらまだしも、やり取りをした事のないところからだったりしたら疑ってしまうのはごく普通の反応。「お伺いさせていただいてもよろしいでしょうか」「お時間いただけませんでしょうか」って、具体的な話を何も持ち出さずにそういうアプローチをしてくるのは人さらいか詐欺師ぐらいなもの......なんだけど、結構あるのだよね、これ。ましてや個人のメールアドレス宛にそういう話が飛び込んでくると、犯罪臭すら鼻に反応してしまう。
指摘されている通り、ちょっとのことならまずはそのちょっと部分を知らせてからにしてほしいし、本気ならば具体的な要件を告げたうえで来訪を問いかけてくる。ああ、コリャアレだ。使い捨ての苦力探しか、市場調査的な意見聴取をタダでしたいだけのお話だ、的な。
なのでこういったメールが来たら「どういった内容でしょうか?現在仕様と担当作業枠のボリュームと予算額および支払条件について事前にお知らせ頂きたいと存じます」と一発目の返信メールをすることが弊社の通例。
— Kazuhisa SHOUSHIN (@info_PW) 2017年11月1日
高飛車?アホ言うなや。相見積の情報収集のために呼ばれるなんてまっぴらやで?
まぁ、少しでも興味関心のある分野っぽい話ならば、具体的な内容を投げてくるように問いただすのが当たり前ではある。その内容で判断して、足を運ぶか否かを決める。下手に振り回されて相手の労力節約につき合わされて、こちらは割の合わないことに時間と手間を費やされてしまうのはたまったものではない。
というか、人に連絡を入れて反応を求めたりするだけでも相手に何か仕事をさせたのと同じ。メールを読んだ時点ですでにこちらのリソースは浪費させられているのだから、ね(特に報道界隈にこの類の話は多いんだよねえ)。自社の部下と同じような扱いで考えちゃってるんだろうな、この類の話をしてくるような人たちってのは。
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