国民100万人あたりの国会議員数...世界平均が84.94人で、日本が5.63人。ドイツと同等レベルで国会議員数が5割増、カナダ並みで倍増、フランス・スペイン・オランダ並みで2.5倍_ https://t.co/pgf6j7zUml
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年10月29日
例えば「日本の国会議員が"たった10人"だけ」だったとしたら、国会議員一人の持っている影響力は莫大な物になるでしょ。やるべき事が決まっていて、決定者が減少すれば「一人あたりの権限はどんどん強化される」のよ。だから、国会議員に不正させたくないなら定数削減では無く「大幅増」が正解。
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年10月29日
事ある度に出てくる国会議員数の話。ちなみに米国だと上院・下院合わせて535人で人口が3.2億人だから1.67人/100万人かな。米国の方が少ないじゃんっていうかもしれないけど、あの国は合衆国であり、あくまでも連邦政府の議員だからね。各州の州議会まで含めれば......という感じ(日本の都道府県とは別次元)。
で、指摘されてみればなるほど感なんだけど、人数が少なければ少ないほど、その人への権限・影響力は増えるし、その分負担も増える。決定者が少ないほど権利は集中するってのは、容易に理解できるはず。力が大きい方が不正への魅惑も大きくなる。あと、つけ入るすきを与えやすくなる。仕事が多すぎて手が付けられないってところ。
その観点では、議員に不正をさせたくないのなら、むしろ国会議員は増やした方がいい。この発想は間違っていないような気がする。国会議員を減らせ、無駄だからってのがトレンドだけど、議員を減らしてどれほど国費を節約できるのか、その節約した分は騒いだ人のふところに入るわけじゃないし、その分残った議員の仕事が煩雑になったり不正リスクが高まるのなら、それこそブラック企業を後押しする行動と何ら変わりはない。
「不正ばかりする、サボっている議員がいるから今のような数は必要ない」と考える人もいるかもしれない。ならばその問題ある議員を落とせばよいまでの話ではある。
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