【人手不足による先月の倒産件数 この4年間で最多に】企業の間で人手不足が深刻になる中、先月、人件費の高騰や求人難など人手不足が理由になって倒産した企業の数が、この4年の間で最も多くなったことが信用調査会社のまとめでわかりました。 https://t.co/ba9GJAra9u
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2017年11月9日
東京商工リサーチ、10月の「人手不足」関連倒産調査結果を発表:日本経済新聞 https://t.co/H0g6w5PaW0
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月9日
「最低賃金かそれ以下で長時間働いてくれる奴隷不足」を人手不足っていうのやめような。人手が足りないなら賃金と待遇上げろ。それができねえなら潰れちまえ https://t.co/THrfGSNqzj
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2017年11月9日
これは景気ウォッチャー調査の記事などでも繰り返し言及しているのだけど、経済環境がデフレを脱却しつつあり、労働市場でもこれまでの企業の立場が上だったのが、働く側が上になりつつある。悪環境下でも辞めると再就職が難しいから我慢して就業し続けるこれまでの状況から、環境が悪ければさっさと辞めてもっと良い場所に再就職ってのが、働く側としてできるようになった。
以前触れた、日本型のリストラでは割増し退職金による自主退職を求めたら優秀な人材(=他でも容易に再就職できる)から抜けてしまって空洞化したという話をしたけれど、それが日常茶飯事的に起きるような状況と考えても良い。
企業側としてはこれまでキツイ労働条件下でも働かせることができたのが、それが不可能になりつつある。待遇を改善しないと、これまで通りの労働力は確保できない。それだけの話。
それに指摘されている信用調査会社の倒産数云々の中身を見ても、単純に人手不足というよりは、準備をしてこなかった、環境の変化に対応する行動をしていない、あるいは甘く見て対応が十分でなかったというケースが多い。ひとくくりに「人手が足りない」で騒げばいいってわけではないのだよね。「奴隷不足」ってのは言い過ぎかもしれないし、当事者はその言葉を否定するだろうけど、あながち的外れじゃない。
いろんな人が指摘してるけど、これ人手不足倒産じゃなくて低賃金労働に支えられていたデフレ適応型企業が市場から淘汰されているだけなんで、デフレ脱却が進むと必然的に起こるプロセスにすぎないのよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月10日
人手不足で企業が倒産すると謂うことは、他社と比較して求職者が納得できる条件を提示できなかったってことなんだから、要は仕事選べるなら誰もそんなところで働きたくないってことでしょ。選べる余地がなかったから仕方なくそこで働いていた人たちが他所に移っただけなんだから、健全な状況じゃん。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月11日
これだけの待遇しか提供できないけど無職よりはマシだろうから黙って言いなりに働け、なんて雇用者側の横暴が通らなくなったってことなんだからめでたい話じゃないか。本来健全な労働市場ってそう謂うものだよ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月11日
今みたいな景気の激変期に物を言うのはやっぱり資本力で、デフレ期に藤田田が価格破壊をやったのと逆のプロセスになるんだろうから、中小零細から潰れていくことになるだろう。でも、それは仕方がないんだよ、言うても中小零細だって劣悪な条件で労働者働かせていたわけでしょ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月11日
大企業が資本力で人件費の高騰をしのいでいる間に、国民の世帯収入が増加すれば確実に財布のヒモも緩んでくる。先般の調査でも一般国民の間で景況感が広がっているし世帯収入も増えてきたとなれば、そりゃもう確実にそうなる。何が起こるかと謂うと、企業に空前の「商機」が訪れるんですよ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月11日
でも、前から言ってるように今の現役の経営者層ってデフレ不況に適応した経営術しか知らないから、いざ商機が訪れても「どうしよう、商機来ちゃったよ、どうすりゃいいのかわからないよ」とかオタオタするかもしれないな(爆)。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月11日
申し訳ないが、次世代のことを考えると、そういう労働搾取的な企業はドンドン潰れた方が良い。んで、再チャレンジは余裕でしょ??現政権のキャッチフレーズみたいなところあんだしww https://t.co/0euYK5ZqZQ
— CINEMAP_WEB (@CINEMAP_WEB) 2017年11月11日
デフレ下で従業員の賃金カットやリストラで短期間に成功してきた人間がそう簡単に自身の経営スタイル変えられる様にも思えないし、 徒花だったと自覚してもらって市場からは退場して貰う方が社会正義としては正しいんでしょうね。 そこの「正しさ」 に噛み付きたいって輩は出て来るでしょうが
— 内海 (@u23mjag) 2017年11月11日
確かに。
— やせ我慢A (@yasegamanA) 2017年11月11日
就労者数が増えてるのだから、雇用は減って無い。
なら、そうした企業が潰れるのは、なんの問題も無い。
特殊な技術は除いて。 https://t.co/8l0uRMOXeI
デフレは、中小も苦しめたし、相当淘汰していたと思います。むしろ、値上げ局面の方が、中小(特に家族経営のタイプ)は生き残りやすいでしょうね。実際、高度経済成長には中小の家族経営の創業(人口動態もあるけど)は多かったし、現に高度経済成長の真っただ中の東南アジアは家族の零細経営は強いです。
— jddgh3567 (@jddgh3567) 2017年11月11日
まさに市場による経営者の淘汰。日本の社会層で一番無能なのは今も昔も創業者以外の経営者なのでどんどん淘汰されるべし。 https://t.co/IDeTFRfogM
— iga9984 (@iga9984) 2017年11月11日
BtoB系統は比較的対応しやすいかもしれませんね。名目成長率が高まり、需要が供給を上回る局面では、中小も事業を行いやすいはずです。特に借金を返しやすくなりますから。後、これを波及させることと、好循環から漏れ落ちた人をどう経済的に救済するかですね。そこまでいけば、底堅い成長になります。
— jddgh3567 (@jddgh3567) 2017年11月11日
デフレ時期に倒産が無かった、中小企業も皆ほくほくしていたというとそうではなく、むしろ状況は今よりも悪く、倒産にしてもその理由が異なる場合が多々あったまでの話。環境の変化を機敏に察して見きわめて、それへの対応をしていかないと息もできなくなるってのは、どのような世の中でも変わりは無い。
元から非効率的で採算性の悪い伝統工芸職人の後継者不足もさらに深刻化して断絶する技術も出てくるだろうな。そこに公費をばら撒くのもいいかもしれない。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月11日
まぁ、この辺りは確かに助成金なりの仕組みは必要かもしれないけど。一方で該当するところにも現状の環境に即した変化ってのも必要なんだろうな、と。お米ならば品種改良みたいな観点で。
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