タイトルの付け方ですか。
— 碌星らせん (@dddrill) 2017年11月10日
まず、文字数は9~11字以内が良いです。これは新聞の見出しの文字数で、直感的に把握できる限界量です。
次に、構造。「新語」を混ぜるかどうかを考えます。メリットとしては、新語は目を引きますが、読者はどんな作品なのか疑問を抱えてしまうことになります。
昨今ではラノベ風にずらりと説明調の言い回しを並べるのとか、まとめサイト的なフレーズがトレンドのようだけど、作品のタイトルって基本的にこうだよなあ、という良い絡めがあったので覚え書きとして。文字数に関してはヤフーのタイトルにおける13文字が適切云々ってのを思い出す(【タイトルは13文字までが適切?】)。ぱっと見で把握できるかどうかが大切というもの。スマホの普及でいちどきに把握できる文字数が減っている昨今では、より重要度が増している。
新語ってのはその作品で用いられる、作られた新しい言葉って意味。最近できた、世間一般に流行っているという意味じゃない。新キャラの名前だけがタイトルだったら、インパクトはあるかもしれないけど、意味が分からないのでとっつきにくくなる。
新語を使う場合、注釈を付けると、なんとなくわかりやすくなります。「ガンダム」だけだと何のことかわかりませんが、「機動戦士ガンダム」だと、「あぁ機動する戦士なんだな」と何となくわかるわけです。
— 碌星らせん (@dddrill) 2017年11月10日
構造については、だいたい「三語」を目安に考えると良いでしょう。
— 碌星らせん (@dddrill) 2017年11月10日
「がでする」という感じで、物語の5W1Hのうち二つか三つが含まれていると、わかりやすくなります。最近の成文型タイトルはこの延長ですね。
なので、わかりやすいタイトルの付け方としては、物語の5W1Hの中から2つくらい見繕って接続する、みたいな感じになります。
— 碌星らせん (@dddrill) 2017年11月10日
最悪一つでもいいんですが、まぁ内容が分かりづらくはなるよね
— 碌星らせん (@dddrill) 2017年11月10日
新語を使う時には何かその説明を加えるってのは確かな話。「アルプスの少女ハイジ」「宇宙戦艦ヤマト」「新造人間キャシャーン」「機動警察パトレイバー」ってのが例としては挙げられるかな。仮に「ハイジ」「ヤマト」「キャシャーン」「パトレイバー」のみが作品のタイトルだったら、なんだそりゃとなってしまう。
まぁ、この法則にしたがったタイトルでないと絶対ダメだよってわけじゃないけど。こういう考え方もあるってのを頭に入れておくと、作品のタイトルに限らず色々と役立つ場面はあるのではないかな、と。
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