前も話したけど、インターネットは天才の可視化が激しいので努力の余地が削がれやすいのよ。いい意味での井の中の蛙、地方大会の仕組みは大事なんだけどなあ
— Ichijo@デジゲー博E-20a (@Takaaki_Ichijo) 2017年11月10日
インターネットは情報における距離感や時間の制約をかなり取り除いてくる、非常に便利で空前な仕組み。だからこそこれまでは考えられなかったような問題が生じることもある。今回の指摘もまさに「過去にはあり得なかった問題」。
井の中の蛙というか、地元で優秀な扱いを受けてた人が上京したら並みの人でしかなくて気落ちしてしまったという話は実話創作合わせて山ほどあるけれど、それが日常茶飯事的に起きるのがインターネットの世界。しかも都市部だけじゃなく、世界中の人と比較され得る。A級パイロットで鼻高々だと思っていたら、インターネット越しには超A級だのS級だのがゴロゴロしていた、という感じ。
ただそれって、間違いではないのだけど、同時に割り切る必要もあると思うのだよね。世の中全体を見渡せばS級だの超A級だのが山ほどいるってのは間違いないけど、そのような人達だけで世の中が回っているわけじゃない。自分の立場がA級だったとしても、そこで凹む必要は無い。よい意味での井の中の蛙、大いに結構。自分の立ち位置を見極めて、その上で上手く振る舞えばよいまでの話。
これ、凄い大事な話。
— 岡安モフモフ@アーガイル/スプラトゥーン (@shields_pikes) 2017年11月10日
ネットでは同年代や年下の天才が無数に目に入るし、業界の神は異常に他人に厳しいか自分に厳しいかのどっちか。クリエイター志望者が根拠のない自信を持ちにくい世界になってるので、空気読まずに淡々と努力して恥ずかしがらずに自己アピールできる人しか成功しにくくなってる。 https://t.co/oPwbw0LMRM
特に創作ビジュアル系だとS級の人へのチヤホヤ感や持ち上げが集中してしまう傾向がある。いや、インターネット上の創作系は押しなべて二極化するのはモノの道理か。しかしだからといって、作り手側が自分はS級じゃないからとそこであきらめるのはもったいない。こちらもよい意味での空気を読まない心構えが必要なんだろうな。
上には上がいるし、下にも下がいる。てっぺんを求めるのはよいけれど、自分がてっぺんである必要は無く、てっぺんでなければ忌み嫌われるってわけでもない。他人に迷惑を掛けない限りは、我が道を行くでいいんじゃないかな、と。
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