ミスドが朝食に目をつけた、ホットトーストとかパイが大登場

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昨今、共働き世帯や単身世帯の増加により、生活者のライフスタイルが変化し、店内でゆっくりと過ごすことに対するニーズが高まり、"食"に対するニーズも多様化しております。そのニーズに対応すべく、この度、『ミスドゴハン』というキーワードを打ち立て、新たに軽食事向け商品を導入し、ミスタードーナツで食事をする文化を醸成していきます。


今回導入するアイテムは、利用動機や気分によって様々な組み合わせが可能で、朝食やブランチ、ランチタイムなど、幅広い時間帯でご利用いただけます。


コンビニドーナツの普及でドーナツ専門店のミスドが財務的に窮地に立たされているとの話は以前からあった。元々ドーナツ市場がそれほどの拡大を望めるはずも無く、コンビニが一気に展開したことで飽和状態に。市場まで伸ばしてくれればよかったんだけどねえ。最近では最大手のコンビニ某社では専用のケースを取り払ってベーカリーコーナーに並べるようになっちゃったし。

行き着けのミスドも先日閉鎖してしまって、ちょっとショックだったのだけど、ミスド自身の焦りは思った以上のレベルのようで、色々と手を打ち始めているのが分かる。その手の一つが今回の「ミスドゴハン」。元々ミスドでは飲茶ができるのが売りだったんだけど、それにとどまらずドーナツ部門でも食事として選択できるものを出そうというもの。吉野家で飲みもできる吉呑みを始めるような感覚。


今回登場するのはパイ、ホットトースト、サンド系ドーナツ。コンセプトとしては面白いのだけど、コスパ的に今一つなのと、これがあるからここで食べたいとの強い集客力を持つアイテムが見当たらないのが気になるところ。

また、2018年2月からは、第2弾として、パスタや、サンドイッチも投入する予定。

話によれば来年以降はパスタやサンドイッチも投入するとの話。パスタは元々飲茶の時にそれっぽいのは出していたからよいとして、サンドイッチはどうするんだろう。コンビニ的な流通での展開となるのかな。揚げサンドなんていうのを出すのだろうか。

気持ちは分からないでもないけど、よほど上手い施策を成さない限り、ミスド全体のけん引力となるってのは難しいかなあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2017年11月16日 06:30に書いた記事です。

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