(図の文字が間違ってたので訂正して再TW) よくよく考えたら、文系学部不要論の根幹は『大学は高等教育と研究する為の機関なのに税金使って企業の為に即戦力育てるんじゃねぇよ』と『別に学問なんてどうでもいいけど、大卒じゃないと就職できねぇし...』のコンボな気がした__ pic.twitter.com/gKXauRVpwI
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年11月6日
「大学は教育機関、研究機関として欠かせない存在」「望む人には教育を受けさせる義務がある」「大学を出ておかないと自分が望む企業から門前払いされる」。大学には色々な話が持ち上がるけど、微妙に齟齬が生じているというか、主張のベクトルがずれている感はある。大学を出ないと就職できないから入りたい云々ってのは、大学が保護され維持されるべき理由としての教育機関・研究機関とはずれが生じてるのではないか?
で、図式されてなるほど感。文系・理系の仕切り分けの単純化はリスクが伴うけど、あえてそれをすると、文系方面で「就職のための大学的存在」となるものが存在していない、と。つまり就学専用特訓高等学校的なものがあるといいなぁ、と。
企業は採用で大卒大卒言うけど、欲しいのは「日本の古典文学やフランス文学や英文学の研究スキルや知識」か?違うだろ?本音言っちゃえよ、企業側が欲しいのは『ワードとエクセル使えて、ビジネスマナーしっかりしてて、多少英語出来て、サークルとかの人脈ある、他企業に染まってない若い奴』だって?
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年11月6日
実質的には高等職業訓練学校ということになるのだろうか。中身としては通信講座などでよく見られる、ビジネスに関するあれこれのノウハウとか、他人とのコミュニケーションの特訓とか...防衛大学がコンセプト的には(中で学ぶ内容はともかく)何となく近い部分もあるかも。
今の制度で許認可が出るかどうかは疑わしいけど、そして海外で似たような発想の学校があるか否かは分からないけど、コンセプトとしては悪くない。まぁ、大手企業ならば小規模のエスカレーター式(最終地点は自社入社)な、今件のような発想の塾を創るのも悪くはないと思うのだけどね。
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