今日の衝撃。25歳以下の女性向けメディアを運営している20代女性の言葉。
— Toru Kawarazuka (@passionhack) 2017年11月20日
「何かを購入するときはInstagramを検索する。Google検索の結果には、SEOに最適化された、作られた情報しかないから...。」
素人のコンテンツだけを表示する検索エンジンのニーズが!(笑)
インスタグラムはオシャレでトレンディでオンラインショッピングとの相性がすこぶる良いという話は何度となく聞いている。一時期はYouTubeもその傾向があったけど、最近ではユーチューバーによるノイズが蔓延して検索結果がごちゃごちゃになって役に立たないのが実情。ましてやウェブ検索など目も当てられない状態。
もちろんインスタグラムにもひどい投稿は少なく無いけれど、比較論としてはだいぶマシ。そう考える人が少なからずいるのも当然。
結局のところ、インスタグラムという色々な取り決めがある中での投稿コンテンツの集団から検索するのと、何の取り決めも無く自由奔放な場であるウェブ全体からの検索となれば、後者の方が傍若無人なコンテンツが抽出されてしまう可能性は多々あるわけだ。ウェブ全体ではルールも無法地帯に等しいから、例えば商品購入のような特定意図のための検索の時には、役立たないことになるのだろう。まぁ、グーグルも日々ロジックは改善していると主張しているけど、その「善」の方向性そのものが怪しいところが多々あるし、さらに思惑通りに物事が進んでいるようには思えない。
これうちの編集部でもある。リアルタイムな情報探す時はTwitterで探した方が早いし一次情報にあたりやすい https://t.co/VXJ1Lrgd1l
— てっけん / 池谷勇人 (@tekken8810) 2017年11月20日
リアルタイム性の高い情報は、確かにツイッターの検索の方が便利だったりする。グーグルによるウェブ検索では期間限定をして検索しても、タイムスタンプがぐちゃぐちゃだったり、さらにはSEO対策のために常に最新の値に更新されていたりするからねえ。
無論、ツイッターでの検索に限らず、抽出する時の注意事項とか、抽出した後の利用方法のテクニックとか色々あるのだけど。
これって何気に重要な話じゃないのかなあと思ったりする。便利なはずの環境が、分量が多すぎて雑多になり、しかもそれを見極める機能が上手く働いておらず、ある程度閉じられた領域の方が精度が高く好まれるようになる。インターネット上の情報に限った話ではないのだろうけどね。
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