ミニストップ、成人誌の取扱を中止へ 先行的に千葉市から 2018年元旦から全店舗で - ねとらぼ https://t.co/gc3KpJx5Ck @itm_nlabさんから
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月21日
ミニストップ千葉市店舗および 全店における成人誌取り扱い中止について(ミニストップ、PDF) https://t.co/8p8ZdYSVzf pic.twitter.com/XEgqHTipPA
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月21日
今件は先日突然入ってきた話で、当方としてはコンビニと雑誌業界双方から色々と眺めていたこともあり、昨日色々とまとめて起きた事案の中でも一番驚いたものに違いない。
ただ、その経緯や関係者の思惑、さらには発表後にあちこちから出てきた内輪話も併せ、色々と真偽のほどが分かりにくいものや、奇妙な流れを持つものも多々見受けられるので、現時点で全貌、実情を云々するのはリスクが高い。
そこでとりあえず覚え書きとして、現時点で実際に分かっていること、こういう話もあるのだなと目に留まったものを並べおくことにする。なんか公的な発表、見解も、もやっとしている部分が多々あるのだよねえ、本音としては。裏付けが取れないレベルの話として、中学生がその系統の雑誌をトイレに持ち込んで云々ってのもあったし。
①ミニストップ㈱と全店舗での成人誌の取扱い中止について発表。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年11月21日
災害時のトイレ解放など、コンビニ店舗の社会インフラとしての重要性が増す中、過激な成人誌の表紙がトイレへの通路等に露出されていることに対して何らかの対策を求める意見がありました。
②千葉市では議会質問を契機にコンビニ各社にフィルムで一部を隠す対策を提案いたしましたが、店舗での負担増から実現は困難でした。本市提案をきっかけにミニストップ内部でご検討頂き、誰もが安心して利用できる店舗実現のため新たな取組実施に至りました。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年11月21日
③日本雑誌協会から表現の自由が妨げられるという批判がありますが、ミニストップ㈱の陳列に関する自主的な営業判断です。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年11月21日
私は表現の自由を極めて重視する政治思想ですが、販促目的で過激な表紙を作成する以上、陳列に対する社会的反応も甘受すべきと思いますし、業界の自主改革を期待します
イオンG全体で成人誌取りやめ | 2017/11/21(火) - Yahoo!ニュース https://t.co/uq5mjFvmnp @YahooNewsTopics
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月21日
当事関係者の一人である千葉市長の話はいつもと違ってなんだか歯切れが悪いし、イオングループ全体で同じ行動をとるんじゃないかなあと思っていた矢先にその通り的な報道が出てくるし、元々渡りに船的なものだったんじゃないかなという感もある。自ら決断しちゃうと後で責任問題が生じるので、要請があったからやったよー、的な。
リリースを何度読み返しても、どうも想定している状況が特異的、それのために動いた話としてはなんかバランスが取れないよなあ、と。
熊谷市長&イオン(ミニストップ)にはこの言葉を→『表現規制推進を求める者は何度も"おかわり"を要求する』。一度通った以上今後"自称・顧客"の規制派からどんどん厳しい(時に理不尽な)要求を出される危険があります。だから"自主規制"強化は止められず怖いのです◆丁https://t.co/UvG4OBohiK
— cosmatedechi (@cosmatedechi) 2017年11月21日
以前セブンイレブンに対して急な要請をして、まるで無下に断られたかのような発表だったしね。書店も同様にトイレを開放している店舗が多い中、あえてコンビニと限定して圧力ともとれる提案を大々的に喧伝しているというのは、今回撤退したイオン以外のコンビニ業界に対する恣意的な業務妨害では? https://t.co/nmCfun1wWM
— みこい (@mikoi_72) 2017年11月21日
個人的にはエロ本のゾーニング賛成派ではあるけど、今回の千葉市長のやり方は菅元総理大臣の原発停止要請に似た危うさを感じる きっちり条例を作って、法によって対処した方がスッキリしたと思うんだ このやり口が広がったらかなり危険
— 子ぬこ (@konukopet) 2017年11月21日
まぁ商売にならないから撤退します、ならそうかしゃーないなという感じなのだが、行政府が圧力かけて撤去させましたと受け取るしかない会見をしたの、本当に意味がわからない。
— 扶桑委員会@C91新刊とらのあな委託中 (@fussoo_moe) 2017年11月21日
そして色々な意見ととか解析を。どれが正しく、どれが間違っているというのは現時点では分からないけど、「何度でもおかわり」ってのは規制に限らずよくあるパターンだし、妖精みたいな人の「要請」と似ているってのは確かにそうだ。
というか、時系列理解してないツイート多いな。今回の千葉市とミニストップの会見の流れは
— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2017年11月21日
・千葉市、コンビニ成人誌コーナーの目隠し取り組みの実験を行う(2月)
・実験の結果、コンビニ各社から「やってられるか阿呆」というアンサー。結果挫折発表(今日)
・ミニストップだけが賛同(続)
(続いた)ミニストップは、成人誌目隠しだけではなく、千葉市全店舗の成人誌コーナー撤去を発表する
— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2017年11月21日
そして、ついで全国全て。ついでにイオン本体も追随と発表
つまり、今回の発表は、千葉市の取り組みをより発展させた形でミニストップが受け取りましたよ。という記者会見
千葉市から見れば、ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートあたりから
— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2017年11月21日
「こんな取り組みできるか!阿呆!」と拒否られた中、一社だけ
「大丈夫やで。うちらはようわかっとるで、まかせとき」という会社が出てきたので。並んで記者会見をした
結論だけ書けば、千葉市の取り組みは失敗だったわけだ。コンビニ各社はそんな要請に応えなかった。
— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2017年11月21日
しかし、千葉市が本社のミニストップだけはそれに応えたどころか、より発展させた取り組みを発表した
ここが、今回の肝の話
ミニストップ流通停止もデカいのだが、個人的には未来屋書店の成人誌は、リアル店舗取り扱い停止どころか、通販まで取り止め決定というのが非常に重要だと思っています
— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2017年11月21日
千葉市の表向きの要請はそんな内容じゃない
何で、イオンはそこまで踏み込んだのか?
なぜ、それを千葉市の会見に合わせたのか?
ミニストップだけを見たら色々見逃しそうな気がしています
— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2017年11月21日
ミニストップは独自性を出そうとしている。女性向けにシフトしていた。本社が千葉市。そう言った要素があるから、自然な流れのように思える。でも、なぜ直接要請されてもないイオン本体が?しかも書店が?ゾーニングされている通販まで?
千葉市の要請はあくまでも「ゾーニング」だったはずです
— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2017年11月21日
だったら、通販サイトは問題無いでしょう。ゾーニングされていますよ
なんで?イオンは元々考えていたならば、なぜ千葉市とミニストップの会見日に合わせて発表したの?
そこが重要
公の忖度は、圧力は無かったのか?
この話は頭の中を整理するのに役立ちそう。まぁ、当事者自身は色々と思惑があるのなら、それを果たすために実情をオープンにすることは無いと思うのだけど。
そして先日の東京都で可決された、家の中でも受動喫煙禁止的な条例と同じく、「わたくしがダメだと思ったら、社会的にダメっぽいという認識があるものなら、どのような権利でも自由でもプライバシーでも侵害できるのよ」的なポリコレ棒っぽいものの雰囲気を覚えさせるのだよねえ。
今日以降雑誌関係からどのようなステートメントが出て来るのか、ちょいと注目したいところ。とりあえず現時点で日本雑誌協会からは何の言及も無し、と。
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