アメリカのIT企業に、なぜ御社は社員に無料で高品質な食事を提供出来るのか?と質問したら、1日2食提供してもせいぜい2000円、一月で4万円のコスト。健康的な食事で社員の病気を防ぐことが出来るし、給料を4万円上げるより感謝される。と言われてなるほどって思った。
— 松岡 謙治 (@kenz_firespeed) 2017年11月22日
実のところ日本では大企業でもさほど見かけられない制度だけど、欧米の企業だとこういう話は結構ある。日本法人を持つ海外の企業も、ちょっとした規模だとこういうシステムを導入しているところは少なく無い。確かに社員の福利厚生という観点ではプラスだけど、何か特別なメリットでもあるのかなあと思っていたら、こういう話だったのか。
つまり、社員の健康管理・維持も併せた福利厚生で、中長期的なサポートとなるから確実性も高い。社員の忠誠心もぐんぐん上がる。「会社に居たくない」という気持ちも薄らぐ。無料で美味しい、健康的な給食を提供するようなもの。さらに指摘はされていないけど、他の社員との間のコミュニケーションの場も提供できる。下手に飲み会やら忘年会やら運動会を開催するより、よっぽど意義がある。
これぼくも聞いたことあって、
— 4.5P (@yontengoP) 2017年11月24日
某巨大企業の現場にいったときに、同じように無料でメシを出す理由を尋ねたところ
「弊社の人材は優秀で、ここまで育てるのに時間もカネもかけてる。適当にメシ食われてデブったり病気になられては困るのだ、死ぬまで貢献してもらわんと(大意)」と言われて納得した覚え https://t.co/oCn0iQx7iA
まぁ、これは表現を変えるとこうなるよなぁ、と(笑)。
無論今件は中規模以上の企業でそれなりに利益を上げている所で無いと無理。1ダース位の社員が居る所で無料の社員食堂を創る・運用するとなると、固定費が大きいので利益が吹き飛んでしまう。スケールメリットが働かないのだな。これは仕方が無いお話ではある。中小企業と大企業の差はこんなところにも出てしまうわけだ。
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