報酬とお仕事の内容・負荷との駆け引き

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先日の【フリーの仕事受注と特急料金と】に連なるお話。まぁ、やってることはブラックジャックとかゴルゴ13とか「王様の仕立て屋」の織部氏と同じだよね、という話はさておき。「自分の負荷と相応なレート」ってのは程よい見極めを会得するまでが大変だというもの。自分は吹っ掛けたつもりでも全然問題ないからやっちゃってとお気軽に依頼されてしまい、レートが全然甘かったなんてこともありえる。自分にとって正しいつり合いを表すようになる、天秤の調整には時間を要する事もある、と。


工程を短縮した度合いに合わせて特急料金を上乗せ。1/2の時間なら2倍、1/3なら3倍。要は圧縮してるけど量は同じだよという考え方。これなら確かに文句はでない......けど、実のところは時間を短縮するのには、当人の根気とかやる気以外に、コストをかける必要が生じるわけで、単に反比例じゃなくて加速度的な設定が必要かと。1/2の時間なら4倍、1/3なら9倍とかね。


リテイクやら修正やらはクライアント側の「いいこと考えた」攻撃が出てくる可能性があるので、こういう取り決めも重要。岩石スープ攻撃を避けるのには、あらかじめ取り決めをしておく必要があるのだ......って取り決めしても「それはそちらのミスだから回数には含めない」とか言い出すスットコなところが存在しうるのは否定しない。


エージェントというかブローカーというか中継業者にも、こういう人がいるのは否めない。単に色々設定するのが面倒くさいのか、利ザヤを得るために低い基準で一律設定をしているのか。大抵は「これが基準ですので、私(達)の決まりですので」が常套句。

それはあなたの都合でしょう、仕事を受けるのは私なのですから、私の都合で判断します。これが当たり前のお話ではあるのだよね。あなたの都合で私の判断をコントロールしないでほしいな、的な。

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このページは、不破雷蔵が2017年11月27日 06:50に書いた記事です。

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