インターネットが「PCを趣味にしない」人の前に現れたのが1995年、一般化するのにかかったのはそれから23年、PCを手元に持たない人が当たり前のようにインターネットの恩恵を受けるようになったのは、たぶん2000年より後だと思うよ。
— 加藤AZUKI@「忌」怖い話香典怪談 (@azukiglg) 2017年11月25日
そのことを、「生まれたときからネットがある人」「物心ついた頃にネットを使う環境があった人」は、割と忘れがちなんだと思う。
— 加藤AZUKI@「忌」怖い話香典怪談 (@azukiglg) 2017年11月25日
所謂Androidの登場は2008年。
— 加藤AZUKI@「忌」怖い話香典怪談 (@azukiglg) 2017年11月25日
iPhoneはそれより後だよ。
PC でインターネットを使う敷居が下がったのは win98 が出てからですかね。win xpが出てから一気に広がった印象があります。
— hikoichi.yoshimoto (@hikoichisan) 2017年11月25日
これはスマートフォンやインターネットの普及率を公式資料などから探っている時に、いつも頭に抱えている問題。普及という概念そのものの明確な定義が無いのが実情だし、どの程度まで、どの機種で、どのようなレベルの利用まで浸透すれば普及といえるのか。
少なくとも数年前までは「インターネット調査っていうと、そこにアプローチできない人も多分にいるから、調査対象母集団としては随分と偏るよね」だったのが、今では「インターネット調査でも手法がしっかりしている(投票形式でない)のなら、一般調査と同じように使えるよね」となっていることから、数年前よりは確実に「普及」しているのは間違いない。また、公的調査でも併用の形でインターネット調査も用いられるようになっているのも、「普及」の証ではある。先日の国勢調査が良い例だよね。
パソコン関連の資料を漁っていると、テレビで「パソコンサンデー」なる番組があったり、NHKでマイコン入門なる教養番組が展開されていたのも確認できるけど、これはまだあくまでも個人の趣味レベルの話で、インフラ的に普及したという話じゃないし、スタンドアローン端末としての利用のレベル。NHKのは趣味講座のカテゴリだな。通信手段もパソコン通信で、インターネットではないし。
1995年、Windows95登場により接続の設定がやや楽になり、その後i-mode登場で携帯ユーザ層が大量流入。
— KGN (@KGN_works) 2017年11月26日
携帯を含むハンドヘルド機だけ使う層とPCユーザは別物ですねえ...
ハンドヘルド機のみの使用者は基本的にコンテンツ消費層。 https://t.co/Jkk3E2iOaC
本当にインターネットが個人にまで行き届いたのはスマートフォンの普及によると思いますね。なので、2010年代にインターネットの恩恵が実感されるようになったのではないかと見てます。
— 岩殿 (@IWTK_HonTate) 2017年11月25日
なんだかんだでパソコンは敷居が高かったので。
これより前は普及していない、後は普及しているというすっぱりと切り分けられる仕切り分けはないのだけど、やはり技術的なレベルで普及といえるのはWindows95か、その後のXPぐらい。一般ベースでの普及はひとつめのステップがi-modeの浸透で、もう一つはスマートフォン、個人的にはもう一つのきっかけとして震災があるのではないかなあと思っている。
i-modeはインターネットと関係ないじゃん、と思う人もいるかもしれないけど、勝手サイトとかいう名前でインターネット上にミニサイト的なものを作ってi-modeで見るって文化が浸透して、当時はコンビニの雑誌コーナーにもそういうサイトを収録した雑誌がどんどん並んでそれが売れた時代だからねえ。紙媒体とネット媒体をリンクする一つの手法としても注目できる文化が形成されたわけだ。
まぁ、世間一般に幅広く、手軽にインターネットが普及したという意味では、やはりここ数年のスマートフォンの普及がきっかけと見てもいいような気がする。パソコンの普及率はもっと前から相当な率であったのには違いないけど、日常生活に入り込むという観点ではちょいと違うかもしれないからね。...せいぜい年賀状の出力に使っていた位という人もいるかもしれないし。
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