「SNSで知り合った人と安易に会う」と、今の若者が異常であるかのように印象づける報道などが多いようだが、そんな事はネットだのツイッター以前、電話以前の時代から起きている。
— タクラミックス (@takuramix) 2017年11月13日
知らない人に会いに行って怖いことになるってのは繰り返されている。道具だけのせいだと思ったら間違える
私が子供の頃だと、文通から妙な事になった話を耳にした事もあるし、地域の噂話ではそれに絡む行方不明話もあった。電話を子供が普通に使う時代になってくるとテレクラ絡みで怖い話はいくらもあったし、ポケベルでもあったよね。
— タクラミックス (@takuramix) 2017年11月13日
昔から、知らん人に不用意に会いに行くって危険行動は繰り返されている
例の某重大事件にツイッターが使われていたこともあり、ツイッターの規制がどうとか、SNSを利用して気軽にリアルな他人と会うことに対し、警鐘を鳴らす声がある。それ自身は何らおかしな話ではないのだけど、そこで「昔はこんなことなかった、知らない人についていくような話はなかった。だからツイッターは、SNSは、インターネットは悪い」的なお話につながるとがっくり来てしまう。
指摘の通り、昔においても電話なりポケベルなり文通なりテレクラなり、いくらでも同じような話はあった。それが単に社会一般に使われているツールが変わっただけの話。警察庁の出会い系サイトに関わる半年ごとのレポートでも、ここ数年で利用対象が出会い系サイトからコミュニケーションサイトに代わっていった的な話が出ているし、データも開示されている。
メジャーなツールはもちろんそうでないものにもそれ相応の対応姿勢は必要だけれど(インフラとしての責務)、歴史を改ざんしてまでバッシングするのはいかがなものかな。
「日本ではテレフォンクラブ(1985年)、伝言ダイヤル(1986年)、ダイヤルQ2などがその役目を担っていた。また1990年代半ばにはプリント倶楽部での写真にポケットベルの番号を記載し公衆電話に貼り付けておく「ベルナンパ」なるものもあった」 https://t.co/FVls3QyGFC>https://t.co/FVls3QyGFC
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月13日
「1995年には男女間にも「出会い」を仲介する出会い系雑誌「じゃマール」がリクルートフロムエーより発刊され、市民権を得る。なお、「出会い系」という言葉はこのじゃマールの中の一カテゴリーだったとする説がある。出会い系はさらにおともだちから族、お付き合い族、ケッコン族に細分化されていた」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年11月13日
ちょいと調べてみても、テレフォンクラブとか伝言ダイヤルとかダイヤルQ2とかベルナンパとか、出会い系雑誌とかいうものがある。少し前は従来型携帯電話を使った出会い系サイトが花盛り。週刊誌の裏表紙の広告ではお馴染みだったりした次第。
...ネット以前から不思議に思ってるんだが、知らない人に会いに行く人たちって一定の割合で存在していて、それをスリルとして楽しんでいる人たちまで居るのね。で、その体験談を武勇伝のように語るんだわ楽しそうに。
— タクラミックス (@takuramix) 2017年11月13日
客観的に聞いてると、運が良かっただけで凄く危険なんだけど本人は無頓着
...言葉のやり取り程度しか無い相手と会う場合って、それまでに話のやり取りから冷静に相手の安全度を測っておかなきゃならないし、逆に、相手がどういう具合にこちらの安全度を測ってくるかも観察して、互いの意図がどの程度合致してるかとか、そういうのを考えてリスクを査定しないとヤバいんだけどね
— タクラミックス (@takuramix) 2017年11月13日
...怖いことをそうと知らずにやってる人とか、あえてスリルを求めてやっちゃう人ってのは、自分だけは大丈夫とか、自分が被害者になるって事をリアルに想像できないみたいなんだよね。
— タクラミックス (@takuramix) 2017年11月13日
で、世の中はそこそこ優しいから、大抵の場合、ギリギリで助かるんだけど、繰り返してりゃいずれは落っこちるんだよ
...落っこちてから後悔しても遅いんだわ、それが命を失う元になる場合でも、一般世間の世界に戻れなくなってしまう場合でも、ハズレくじは一度引いたら終わりだと思っておいた方がいい。時に、そこから戻ってきたとして武勇伝語る人も居るけど、それは特殊なケースで、ほとんどは一度落ちたら戻れない
— タクラミックス (@takuramix) 2017年11月13日
また確率論的に、指摘されているような人が一定率で存在するのも事実。スリルは味わえるかもしれないけど、そこでゲームオーバーになってしまったのでは身もふたもない。再スタートはきかないのだから。
世の中、慎重すぎるほどに慎重な方がよい場合ってのも往々にして存在するのだよね、マジで。
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