noteでよく売れる記事は、文字量で言うと5000文字くらいの記事です。紙の本の編集者に、そういう記事が500円とか1000円で売れるというと驚かれたりするのですが、現代のいちばんの貴重品は情報ではなくて時間になっているんですよね。だから、短い本というのも、成立するはずだと思っています。
— Sadaaki KATO / 加藤 貞顕 (@sadaaki) 2017年12月6日
今件は統計を取っているわけではなくて、またデータが公式に発表されているのでもないので、あくまでも実経験的なお話としてのなるほど感。
文字単価で考えるとそんな高値で売れるのかと驚くという話だけど、5000文字というと原稿用紙で12.5枚。当方の本家サイトならちょいと長めの記事1本文ぐらい。それが500円とか1000円で売れるという。ショートショート1本文ぐらいかな。感覚的には500円玉1枚か2枚を差し出して、ちょいとお得なお話とかすき間時間つぶしをしたいかな、というところなのだろうか。あるいは駅売店とかコンビニで見かける、人気作品の安手の紙を使った圧縮版みたいな。
同人誌の価格が、とうとうネットに持ち込まれたということなのよや
— 碌星らせん (@dddrill) 2017年12月7日
Note、創作よりもノウハウ系の買い切り記事が強い気はするのわね。
— 碌星らせん (@dddrill) 2017年12月7日
で、これが「同人誌」と同じという指摘はなるほど感。ただ、どちらかというとお得情報とかノウハウ系が強いという話もあり、これはYouTubeのワンポイントアドバイス的な動画に方向性は近いのかなあという感もある。
このコンセプトって一歩道を外れると、いわゆるインチキな情報商材となる。他愛もない情報をさも大事そうに見せかけて、ノウハウ集的な感じで数万円で叩きうる。原価はゼロに等しいのがほとんどだから、そりゃあいくらでも繰り返しアピールをしてくるわな、的な。要はスパムメールと同じ。
発想は似たようなものでも、方向性を誤ると悪の道にひた走ることもあれば、多くの人に賛美されることもある。まぁ、インチキ情報商材は当たれば大儲けできるから、それこそ金山掘りのように魅力的なものに見えるのも間違いではないのだけどね。
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