ぶっちゃけオレも、八時間拘束の七時間労働なんだけど、勝手に分散して二時間タバコ休憩入れて正味五時間くらいしか働いてない(爆)。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
当方はタバコを吸わないのでタバコ休憩の存在意義とか理解ってのを肌身を持って知る訳にはいかないのだけど、言葉通りの息抜きとか気分転換という観点で、相応の時間を割くのはアリなのかなあという感を得させたのが今件の話。
結構集中しても校正みたいな作業はそんなもんが限界なんだから、集中力の途切れる疲弊した状態では作業しないことにするとずっと机にかじり付いてるよりも格段に捗る。でもまあ、そんな働き方でも黙認されるには一箇所で長く勤めてそれなりに結果出さないと難しいよね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
とくに着任して早々の時期って、現場の勝手がわからないわけだから、一人前に仕事で貢献出来ないので、「効率悪いから休憩入れます」はまあ心情的に通らないよな。先任者が効率落としてOJTで面倒看てくれている間は、やっぱり無理して非効率的な働き方しないと申し訳ないところはあるよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
これ景気の好い頃から言われている話だけど、人手不足でパツパツだから増員して何とかしてくれって事態になった時に、たとえば三日とか一週間とかで覚えられる仕事なら人さえ雇えば何とかなるけど、習熟するのに半年とか掛かるような高度な仕事だと、増員したら現有戦力がマイナスになるんだよね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
新人入れても習熟しないとまったく戦力にならない仕事だと、先任者がOJTで新人教育に労力割く分だけ現有戦力がマイナスになるから、そんな領域の仕事でパツパツの状況で増員なんか出来ないわけで、そうなる前の余裕のある時期に新人入れて戦力増やしておかないとどっちみちどもならん。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
多少出来が悪くてもマンパワーさえ集積出来れば何とかなる仕事は好いんだけど、精度を伴わないと成果はゼロに等しいみたいな仕事だと、もう募集時点でスカ引く確率がハンパない博奕みたいなもんだから、高度専門職は景気が好くても悪くてもデスマーチになりやすい。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
元の話題に戻ると、タバコ休憩が黙認されているのは喫煙者と非喫煙者の間で不公平だって話については、だからタバコ休憩を許すな、じゃなくて、非喫煙者も合理的な範囲で休憩入れられるようにしろってのが正しいよな。離席率が高いと注意されるような仕事ってどうなのよって思うよ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
今の現場、ちょっと前まで校正チームは半分くらい喫煙者だったんだけど、今ではオレだけになっちゃった。んで、非喫煙者は何故か休憩しないのよ。そんなもん、適宜自分で判断して休憩入れればいいのに。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
仕事覚えてる間は無理しないと通らないってのは、まあ教える側も無理しているんだから教わる側が平常運転で無理しませんってのは心情的にアレでしょ、と謂うだけの理由であって、ある程度仕事に慣れてきたら、そりゃ先任者より精度落ちるのは当然なんだから、普通に自分のペースで休んだほうがいい。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
先任者としても、まだ自分より効率的に歩留まり良く仕事出来ないからって、昼飯以外は休憩とるな、空いてる時間があったら勉強に充てろ、みたいなことは考えないほうがいい。人間は休み休み仕事しないと効率落ちて壊れるようにできてるんだから、特段理由もないなら休憩入れるほうが当然なんだ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
先任者が無理してOJTに労力を割かなくても、ある程度仕事を覚えてそれなりの歩留まりで働けるようになって、時々ミスをフォローすればいいくらいになったら、そりゃ先任者としてもキチンと休憩して効率良く働いてくれたほうがロスがなくて楽なんだよ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
拘束時間一杯仕事の為に集中力を使って凡ミスが増えるとか、そんなのつまんないからちゃんと休んで限りある集中力の使いどころをマネジメントしなよ、って話だよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年12月16日
色々と語られているけど、まずタバコ休憩は、それが有意義な職場、職種であるのなら、「タバコを吸っている人だけ休憩ができるのはズルい」ではなく「タバコを吸わない人にも同様の休憩を設けるべきだ」とすべきなんだよね。その結果として、7時間なりをフルに突き詰めて仕事をするよりも、質・量共によい成果が出せれば大万歳なのだから(就業側のメンタル維持という観点も併せ)。デスクワークでは特にこの類の配慮は必要ではないかな。学校の授業も50分ぐらいで留めて、休み時間があるってことを思い返せば。
次にOJT。新卒、あるいは中途採用でも新しく入ってきた人は、仕事に慣れていない。人数は1人でも仕事の出来栄えとしては0.5人ぐらいでしか、下手をするとマイナスにすらカウントされてしまうかもしれない。仕事を慣れさせ経験させ覚えさせ、1人としてカウントできるようにするのが(まさに「一人前」にする)、教育係をはじめとする既存の社員達の責務。ただその時には教育をさせなきゃならない人のリソースは、教育に充当する必要があるので、当然仕事はできなくなる。
だから指摘されている通り、忙しい時に追加戦力として人材が派遣されても、新卒だったり経験が浅い人だと、かえって足を引っ張られ、余計に事態はひっ迫する。なので、余裕がある時にこそ、人材を補充して余っているリソースを教育に回さなきゃならない。ただ、リソースが不足しているからといって人材補充を怠ると、後になってさらに人材が不足してリソースが足りなくなり、頭を抱えてしまうようになる(現在の一部での「人材不足」はまさにそれ)。多少の後退、痛手を生じても、人材や環境の整備は行わなきゃならない。企業は永久継続を前提としているからね(ヤマトの値上げによる色々な改革も、発想としてはこれに近い)。
まぁ、タバコ休憩のようなインターバルな息抜き、休憩にしても、OJTをはじめとした人材の育成にしても、企業を構成する社員はゲームのコマじゃないんだから、人格のある存在として育て上げていく必要がある。ゲームのように不必要だと思ったらすぐに切り捨て的な存在として考えることができたのは、いつでも代替の存在が確保できるデフレ時代の話だけ(それだって実のところは大いに無駄が生じているのだけどね)。
もっとも同時に、それを成す場合、日本独自の問題点である「ダメな人材をサクッと切る」事が難しいってのをどうにかしないといけないのだけどね。
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