ファミマがフィットネス事業に参入するという話

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株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:澤田貴司)は、高まる健康志向への対応と加盟店のさらなる事業拡大を目的に、24時間フィットネス事業へ参入いたします。ファミリーマートがフィットネス事業を展開することで、加盟店に新たな事業展開の場を提供するとともに、新たなビジネスモデルを構築してまいります。健康志向の高まりに加え、ライフスタイルの多様化により、好きな時間に気軽に利用できる24時間フィットネスの市場は拡大しております。また、24時間フィットネスの利用者は20代から40代の男女が中心で、CVSを利用するお客さまと一致しており、親和性の高い業態と考えております。

先日コインランドリー事業に参入するという話があったと思ったら、今度はフィットネス。当方の行動領域内でも某コンビニがコケたと思ったらその跡地にフィットネスクラブが入るってことになっていたし、いくつかのデータで需要拡大の動きもあったので、「面倒くさいからあちこち出歩きたくはないけど、トレーニングはしたい」「なんかオシャレな運動をしたい」って需要があって、それとコンビニの利用客との連動性を云々ってことなのかなあ、というところかな。

書いてあることはいちいちごもっともなんだけど、先のコインランドリー事業と比べると、随分とこじつけっぽいところもある気がする。また、需要は確かにあるだろうけど、コンビニがわざわざやるようなものだろうかと考えると、また別の話のような気もする。

1号店とあるので今後複数個所に展開する予定ではあるのだろうけど、恐らくは試行錯誤の試験運用的なものだろうなあというのが率直な感想。まぁ、フィットネス「クラブ」ってことだからクラブを利用する人が常連客になるってのはポイントが高いけどね。

この発想がありなら、むしろ学習塾とか保育園を運用した方が、もっと確実に常連客を集めることができるのではないかな。それがコンビニの事業領域に収まるか否かは別として。

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このページは、不破雷蔵が2017年12月 1日 06:46に書いた記事です。

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