俺は就活は10社くらいしか受けてなかったんだけど、俺をメール一本で振り落としたり、小馬鹿にした会社の製品は二度と買うかと思ったし、今も買ってない。俺ら氷河期世代が消費せんのは、金がないのもあるけど、企業に恨みと不信感もあるのと違うかなあ。
— araichuu 日曜東ツ50b (@araichuu) 2017年11月29日
就活だけでなく他の業務受付との対応でも、似たような思いを抱いた人は多数いるはず。たとえ対応した人がアルバイトとか辞める直前の人だったとしても、消費者側にとってはその企業の名前を背負った代表者に他ならない。代表権を持つ取締役でなくても、一介の社員でも、その人は組織の構成員として認識される。
消費性向が低いのは、就活時の反発によるものだってのは正直どうかと思うけど、キツイ対応をされたところの企業にはネガティブなロイヤリティーが発生してしまうってのは良くある話。これは誰もが納得できる。
ああ、これは確実にあるな。オレ商業印刷で企業広報の仕事やってたけど、窓口担当がイヤな奴だった企業の製品は今でもとにかく買わないように心がけている。ファミマにもヒドイ目に遭わされたが、最寄りのコンビニがそれしかないので仕方ない(笑)。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月30日
逆に、某農薬大手の仕事した時は、担当者が良い人だったので、農家ではないから消費には貢献出来なくても農薬メーカーの企業努力については凄く好意的にとらえているしな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2017年11月30日
この類の話は、いやな思いをして行動のかじ取りをしたとしているのは一人一人であることが多い。しかし同じような対応をされた人は多数に及ぶはずだし(乱雑な対応をする側は得てして行動性向の上でそれが当たり前になっている)、同様の想いを多かれ少なかれ抱いており、それの積み重ねが企業や組織全体のイメージとして浸透することになる。
無論逆もまた真実。だからこそ、組織集団の所属をオープンにしているのなら、あるいは容易に紐づけできるような立ち位置にあるのなら、自分はその組織の看板を背負っているという認識が欠かせない。たとえ自分が一介の社員だったとしても。
......となると、ソーシャルメディアで電波を発している報道界隈、特に新聞社の記者の方々、重役の人たちの思惑はどこにあるのだろう。「社名を冠した存在は、その社そのものを背負っている」という社会的常識すら知らないのか、それとも自分の発言や行動を正しい物、誇らしいものと自覚しているのか。どちらにしても、絶望的な結論しか見いだせない。
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